■浄霊法講座(一)
■浄霊法講座(二)
病気を治すという事が根本ですから、そのつもりでだんだん、病気についての知識と言っても、これは医学的でなく、神様の方の病気に対する知識というものを豊富にしなければいけません。何時も言う通り急所を見付けるという事は、やはり知識が豊富でないと見当がつかないわけです。ですから病気に対する研究会とか座談会というものもやると結構だと思います。それから又病気に関しての分らない事は書面でもよいですから聞くようにする事です。というのはつまり本当の医学、霊的医学、新しい医学をつくるようにしなければいけないと思います。それは医学と違って、そう解剖学的に知らなくてもよいのです。勿論ただ霊的ばかりでも治るには治るが暇がかかるわけです。同じ浄霊するにもピタッと急所に見当がつけばずっと早く治ります。それを見当はずれなどをやっていると、非常に暇がかかるわけです。だから霊的と体的と両方の事をよく知った方がよいです。時々質問などで分りきった様な事を質問する人があります。この間の質問事項などは、何処の支部長でも分るような事を質問したりしてました。そういうのは支部長に聞けという返事をしました。それから又御神書に幾つも書いてある事などを質問するのがあります。それから又あんまり分りきった事、つまり一年生の生徒が質問するような事を質問するのですから、如何に病気に対する頭が貧困かという事が分ります。ですから教師などは病気に対する知識をできるだけ磨くようにしなければいけないと思います。
■浄霊法講座(三)
■浄霊法講座(四)(薬理批判)
薬 剤 迷 信 に 就 い て
薬 毒 に つ い て
■浄霊法講座(五)(結核・喘息・心臓関係の症状について)
■浄霊法講座(六)(薬毒病について)
御論文〔薬が不幸を作る〕【地上天国 四十四号】の後に左のような御垂示を賜っております。(御教え集一八号)
『今読んだように、あらゆる不幸とか悩みというものの原因は薬なのです。ですから薬というものを無くすればミロクの世が出来るのです。だから薬を無くす事は、つまり一般人が本当の事を分らなければならないのですが、これが大変なのです。こういうような本を読ませるべく、段々世界的に運動するわけですが、その結果若し分って来たら、分るに従って大問題になるだろうと思います。これはおそらく見物だと思います。仮に日本としても、“なるほど医学はとんでもない代物だ。これは絶対禁止しなければならない。薬というものは大変な毒だから、これも無くさなければならない”という事になると、それに関係した人は失業しなければならない。そうかと言って分った以上はそれを擁護する事はできない。ではどうすればいいかという事になる。つまり岡田の説を用いなければならないという事になる。それでおまけにこれからだんだん浄化が強くなるに従って一般人に浄化が起ってきて、それはあっちもこっちも病人だらけで、片っぱしから人が死ぬという時代になったら、それもなんとかしなければならないというので、ここで政府が非常な問題にぶつかると思います。そればかりでなく、今年からだんだんアメリカの方にもそういう宣伝をしますが、しかしその点はアメリカ人の方が分りが早いですから、アメリカの方でも大問題になるだろうと思います。そうするとヨーロッパの方にも響いて行くという事になります。ですから将来は世界的に医学や薬を廃止する──全然無くするという処まで行くに決ってます。おそらく今までに例のない問題ですから、大変な時代になるだろうと思ってます。しかしどうしてもそうしなければ人類を救うという事は出来ないし、又神様は百も承知でやられているのですから、いずれはこっちが勝つに決ってますが、それまでのいろいろな事は見物だろうと思います。それもそう長くはないだろうと思います。神様はチャンとそういうように、分らせる事と、又分らなければならないような情勢にしますから、どんな大きな問題になっても、べつに驚く事はありませんが、ただ一寸想像も附かないほどの事態になると思います。』
■浄霊法講座(七)(婦 人 病)
■浄霊法講座(八)(胃・腸疾患)
■浄霊法講座(九)(頭 部)
■浄霊法講座(十)(眼・耳・鼻・咽喉・歯科)
編 集 世界救世教教務部
昭和三十年五月十日 発行