(1)歯の浄霊に就いて(御教え集三一号 六四頁)
この頃大分聞きますが、歯の痛い人は必ずと言いたいほど盲腸を取ってます。盲腸の手術が歯痛に一番現われるのです。これは思いもつかないことです。ですから歯が痛くて浄霊して、一回か二回で治るのなら、そこだけのものです。大体歯の痛みの原因というのは、歯を抜く時や或いは歯にセメンや何かをつめる場合に、その前に消毒薬を塗りますが、それが原因です。これは前に何かに書いたことがありましたが、歯医者に行って歯につめる場合、必ず前に消毒をしますが、そうすると必ず痛みます。その消毒薬が腐って出ようとするからです。それが痛みになるのです。だから何も消毒をしないですれば、決して痛みはありません。これも実に馬鹿なものです。ところが一回や二回で治らない場合には、盲腸の手術を聞いてみるのです。この盲腸を手術した時の消毒薬がだんだん上って行って、胸を通じて歯から出ようとするのです。この歯の痛みの原因が盲腸の手術ということは世界的の大発見です。ノーベル賞以上です。
(2)歯の治療に就いて(御垂示録八号 二五頁)
(御 伺)歯医者で御座いますが、信者の場合は、歯を取る時に薬を使いませんので──
(御垂示)薬を使っちゃいけませんね。又痛みますよ。
「神経が出ている場合には──」
神経を殺すんでしょう──亜砒酸でね。それはやっても良いです。麻痺剤を注射してね。
「神経を取りました後に、御霊紙を詰めますのは──」
薬さえつけなければ──その時消毒薬を使わないようにするんです。
「オキシフル、アルコールもいけませんので──」
アルコールは構いません。オキシフルはいけません。
「未信者の場合には──」
未信者の場合もその通りです。今言った通りです。
「腫れた後、御浄霊を致しますと来なくなるのがおります。」
結構じゃないですか。つまり治って来なくなるんでしょう。ああそうか、おかしいと思って来なくなるのですか。そう言うのは、止した方がよいです。只未信者でも非常に痛がるのは、これは薬でやるよりか、私が他の方法で痛みを治す方法を知っているからと、一応、そう言ってやったら良いでしょう。それは、あなたが断れば良い。痛いのは毒が固って溶けているんだから、腫れれば腫れるだけ結構だからと、理解させてやったら良い。それで分らなければ仕方がない。
(3)歯を抜くとか、入歯するというのは、別に悪い事はない(御教え集五号 四〇頁)
(御 伺)四つですが、麻酔等致しますが──
(御垂示)構いませんよ。ここ(歯部)だけやるんですからね。そんなことは何でもない。歯の注射は暫くすると、歯に出ちゃうから別に心配することはない。それから麻痺の注射は余り害にはならないですよ。普通の薬毒と違って一時的だからね。
(4)歯の薬毒は後頭部に固まる(御教え集一三号 一二頁)
後頭部に癌のようなものが出来ている。これは昔本にも書きましたが、歯の薬です。歯が四本痛んで、一年間程薬を続けたので、それが頭に上って頭の中が薬の刺戟で変になった。一時は発狂すると思った位です。頭が自由にならないのです。考えようと思うことが考えられないで、飛んでもない事が浮かんだり考えたりするのです。ですから、これはもう精神病になる一歩手前だと思った。それに歯の痛みが毎日ですから、発狂か自殺かどっちかだと、こういうふうに覚悟したのです。処がその為にこの薬毒を知ったのです。だからやっぱり神様にそういう苦しみをさせられた訳です。
(5)歯の痛むのは普通どこからくるか。(御教え集四号 五四頁)
下歯の痛みは、これ(頸部淋巴腺)がこう(下歯に向い)いく。上歯のは頭の毒がいく。
(6)八重歯に就いて(地上天国七号 一三頁)
(御 伺)歯の生え替る時、前の歯が抜けないで八重歯が出来た時、そのままにしておくと口の恰好が悪くなりますが、御浄霊により古い歯が抜けるでしょうか。
(御垂示)歯の出ないうちに浄霊すれば治る。原因は前生、死の刹那、歯を傷害した為である。
(御教え)
(御 伺)歯の生え替る時、前の歯が抜けないで八重歯が出来た時、その儘にして置くと口の恰好が悪くなりますが、御浄霊により古い歯が抜けるので御座いましょうか。
(御垂示)少し出かかりに浄霊すればよろしい。出てしまった後は歯医者に抜いてもらいなさい。
(御教え)
(御 伺)歯の生え替る時、前の歯を抜かずにいると八重歯になることがありますが、これは御浄霊で治りましょうか。
(御垂示)たんと未だ出ないうちに御浄霊すれば治りますがね。沢山出た後ではいけませんね。
(7)親不知歯を抜いた処、医療を施す毎に悪化して、激痛と血膿に悩んでいる男(御教え集四号 五三頁)
(御 伺)二十六歳の男子。二十五年九月頃より左奥歯の附近が腫れ上り、痛みに堪えかね医者に診せた処、親不知歯が生えた為だと言いますので、抜きました処が段々腫れ上り、激痛の為医師に通いビタミン注射その他の注射数十本致しましたが、何の変化もなく、その後浜松の専門医に診て貰いザルコームと診断され入院致しました。ラジウム治療を二十日程続けましたが、ラジウム治療の痛みに堪えかね退院致し、二十六年三月お道のお話をお聞きし、御浄霊を戴き、御守護により大変楽にさせて戴きましたが、六月頃より又化膿し始め、口中は物凄く腫れ上り顔半面二個所に丁度瓢箪型のように腫れ、口は開かず流動物だけを摂っております。御浄霊を戴きますと、血と膿のようなものが流れるように出ます。常に沢山出ております。十月頃から左半身特に足の方が痛み、中々腫れております。本人は一心にお縋り致しております。御浄霊は、患部及び腎臓で宜しゅう御座いましょうか。
(御垂示)これは本当に危ない処でしたね。最初、左奥歯の附近──これは打擲らかして置けば、こんなに腫れて、それで治っちゃったんです。親不知歯が生え──というのは、これは要するに見込み違いですね。親不知歯が生えたと言っても、そんなに痛むものではないです。激痛と言うのは、他の原因です。ここ(歯)から毒が出ようとする。段々腫れ上り──見当違いだからね。ビタミン──これが悪いな。ラジウム治療の痛みに堪えかね──と言うんだから、これもやっぱり詐欺ですね。痛みが減るなら良いが、余計痛むんだからね。つまり、元からあった毒と薬毒ですね。それがここから血膿になって出るんですから、大変結構です。常に沢山──結構です。これは、出るだけ出れば治っちゃうんだからね。特に足が痛みます──それは、足の方迄流れるんです。これは浄霊すれば順々に治っていきます。これはひどいように見えて、割合楽な病気です。大分原料が沢山あるから、それが出るのに時日がかかる──と言うんです。患部と、足の悪い所は、足と──そう言う所を浄霊すればそれで良いです。
(8)歯のグラグラするのは浄霊で締る(御教え集一二号 三七頁)
歯ですが、これは未だにすっかり治っていません。今もって浄霊してますが、今年で三十七年になります。三十七年前に入れた薬の、その為に頭は悪くなるし、今喋るにもはっきり喋れないのは、入歯の関係ですが、入歯を歯医者に診せると、どうしても抜かなければならないと言うのです。私は抜かないつもりで浄霊していると、段々抜かなくて済むようになって来ている。もう少しすると、抜かずに入歯出来るようになる。ここの歯医者ですが女中に言うのです。明主様は──もうとっくにお入れにならなければならないが──反ってこの頃は工合が良いですと言うと、不思議だなと言っている。そんなような工合で、歯がグラグラになっていた。私の歯は薬毒が入ってるので、それでグラグラしたのです。その薬毒が取れるとグッと締って治ると思っているのです。この頃はグッと締って来てますから、もう一息です。
(9)歯のグラグラするのが化粧品中毒が原因であった例(御教え集二四号 六六頁)
一つ面白いのは或る立派な中教会長で、幾らか痛みもありますが、歯がグラグラになるというので私が浄霊してやりました。それから顔が非常に熱くて熱があるのです。それから熱をとるために浄霊すると歯がだんだん締って来ました。そうすると歯のグラグラになるのは化粧品中毒なのです。実に恐ろしいものです。これは歯医者に行ったら全部抜いて総入歯にしてしまうところでした。
(10)歯石に就いて(地上天国一〇号 一四頁)
(御 伺)歯石が早く出来る人と遅い人とがありますが、どんな原因でしょうか。
(御垂示)歯石のたまる人は歯が軟らかいからで、軟らかいのは弱いからでということは身体が弱っているからである。最近小学生は九割虫歯があるというから、如何に弱体であるか寒心に堪えないのである。
(11)歯を磨くには(御教え)
(御 伺)歯を磨くのに塩を用うるのは如何でしょうか。
(御垂示)結構ですよ。薬の入った歯磨きより反って塩がいいですよ。薬の入ったのは歯が弱りますね。その点では塩が一番いいでしょう。