二 、 背 の 部

 1、背中を打って肝臓部が痛む中年男子
                        (御教え)
(御 伺)
 本年二月入信致しました四十九歳の男子。昭和二十年十月発病致し、最初は胃部に激痛があり、その後時々再発して居りました。最近は肝臓部が痛み、背中にさしこみます。痛む時は上向きに静かに三十分位寝て居れば一時静まります。尚全身が冷え込みます。顔色は普通で、食事も普通に頂けます。昭和二十一年背を打ち、肋骨を三枚打ち込んだ事があります。
 最初医療を受け、本年一月より御浄霊を戴いておりますが、未だ一日に一、二回痛んで参ります。尚母親は二十二年に同じ様な病気に罹っている中に、自宅にて自殺しております。
(御垂示)
 負傷した時に入れた薬毒です。背中特に肝臓の上の方を浄霊するとよい。薬毒は三十年以上もあります。あらゆる病気のもとは薬です。薬の恐ろしさを知ることです。薬毒が多いと霊もかかります。私が言うのは微温的に書いてあるのだから、これを徹底的に知ればよいのです。人類から薬毒を抜けばすっかり元気になるのです。本当のことを言えば大変な事になるから、覚ることです。

 2、背中に瘤のような塊まりが出来、身長が伸びない男
                        (御教え)
(御 伺)
 二十六歳の男、四歳の時ひどいオデキが出て、医者で一応治りましたが、やがて背中に瘤のような塊まりが出来、身長は四尺以上には伸びず、視力も次第に衰えて参りましたが、昨年十月より御浄霊を頂き、本年一月に入信致し、経過は非常に宜しゅうございますが、時々激痛が起ります。これは治りましょうか。
(御垂示)
 きっと治ります。痛みのあるのは必ず治ります。痛みは浄化作用ですから、痛みを起す位ならきっと治ります。これは頭と眼の上の方と、後の延髄とをよくやるのです。眼が見えなくなるのには毒血と貧血と両方あります。上の方から毒が下って来て見えなくなるのと、後から圧迫されて貧血してしまって見えないのとあります。そこで近視というのは延髄をやれば治ります。それから、この激痛もだんだん減って来ます。又、瘤のような塊まりというのは毒を抑えたから固って背中に出たのです。背が伸びないのもその為です。背が伸びるのは脊柱の働きですからね。その脊柱が瘤の為に活動を止められてるからいけないのです。二十六では少し遅かったですね。でも、ちょっとは伸びるでしょう。