三 、 腰 の 部 

 1、腰から下が全然動かぬ女
                        (御教え)
(御 伺)
 四十歳の女、最初右足が動かず、医療を加えるうちにやがて腰から下全体が動かなくなり、だんだん細くなりました。医師は脊髄麻痺と言い、最近は左足にも移行しつつあります。御救い頂けましょうか。
(御垂示)
 治りますが、これは薬毒です。右足に薬毒が固ったのです。細くなったというのは足を使わないからです。それが段々と上に上って来たのです。脊髄麻痺というのは全然デタラメです。こんなのにヴィタミン注射などをやると、反って足が悪くなって来ます。こういうのは「ジンゾウ病」と言って、体の「ジンゾウ」ではなくて、人間の造った「人造病」です。浄霊は腎臓が一番主です。それから股、股の外側、臀部の下の方をよく浄霊すれば治ります。

 2、坐骨神経痛の男
                (地上天国四三号 一三頁)
(御 伺)
 三十三歳の男子。昭和二十四年五月頃より腰が痛み始め、医師に診断を受けました処が坐骨神経痛とのことで、注射は局部へ二十本位うちました。漢方薬も一カ月位続けて飲みました。鍼灸も五、六回やりました。昭和十八年に盲腸を手術致しました。二十七年一月三日に親戚の者より本教を教えて戴き、早速支部に参り御浄霊をして戴き、十日目頃に少し良くなったと思って居りましたが、又、次第に痛みが元のようになって、現在両足も痛むようになりました。続けて六カ月位御浄霊を受けました。その後は二日に一回位して戴いて居りますが、別に変化が御座いません。現在御浄霊は腎臓と局部を主として戴いて居ります。
(御垂示)
 これは薬毒の為である。神経痛の時薬を用いると共に、よく固めたので、治るにも暇がかかるのである。しかも痛みは浄化の為であるから結構で、辛いだろうが、痛めば痛む程早く治るから、我慢しなさい。