イ、狭心症の原因と浄霊の個所に就いて (御教え集三号 三頁)
(御 伺)狭心症にて苦痛を訴えている場合に、御浄霊の急所は何処でございましょうか。
(御垂示)狭心症というのは、心臓を圧迫されるのです。毒が固まるので、これは心臓です。前と後から両方やると良い。固まりが溶けるから心臓が楽になります。
ロ、心臓弁膜症、狭心症に就いて(御教え)
(御 伺)医学では絶対不治とされている心臓弁膜症の原因及び浄霊個所について御教示下さい。
(御垂示)こんなのは訳はない。これは心臓の廻りに毒があって固まろうとする。その固まる時に苦しむのです。それともう一つの場合は、心臓の廻りの毒が浄化して熱を出す為、その熱にあおられてなるのです。それから、偶にはおなかの浄化による事もあります。大体臍の上下に固まりがあり、その浄化熱が心臓に影響するのです。心臓の表裏とお腹ですが、お腹の因は腎臓だから、腎臓もよくやる事です。それから狭心症という病気がありますが、あれは肩をやるときっと治ります。肩の凝りから来るのです。
ハ、心臓弁膜症で脈搏欠滞し、腹部の膨満甚だしくなった婦人(御教え集一号 五六頁)
(御 伺)昭和二十四年三月入信の信者でございますが、心臓弁膜症にて悩んでおりましたのを御守護頂き喜んでおりました処、昨年十一月初め、雨に濡れてより風邪気味にて、体がだるく、家業の農業は出来ず、漸く炊事が出来る程度で、ブラブラ致しておりました。(この時より月経閉止致し、現在まで全然ございません)そのうち次第に病状が重くなり、本年二月事情により実家(未入信の上御道に大して全然理解がございません)へ帰り、療養致しておりましたが、附近に信者さんもなく、御浄霊も充分頂く事が出来ずに居りました。四月末頃より次第に全身がむくみ始めましたが、その頃から毎日御浄霊を頂く事が出来るようになり、御守護により多量の排尿と共にむくみは去りました。その後暫くは楽でございましたが、間もなく排尿少量となり、再びむくみ始め、腹部は七、八カ月の妊娠の如き状態にて、引続き(隔日程度)御浄霊を頂いておりますが、全然変化ございません。現在腹部の腫れは次第に上に上に胸部中央部まで達し、その為食欲も少なく(お粥を軽く一杯程度)時には全然食べられない事もあり、又息苦しくございます。脈搏は相当欠滞致します。浄化の状態は殆んど絶望と思われるかと思うと御守護頂き、又暫くすると重くなるというように波状を繰返しております。
右御浄化中、時々薄茶色の水を吐きましたが、食物は嘔吐せず、水を吐くと胸がすいて食欲が出て参ります。又時々急に呼吸困難になり、その折腹部を押えますと、臍部一、二寸位上部に鶏卵大の固まりが現われ、自分で御浄霊をしておりますと次第に楽になり、それと同時に固まりもなくなります。このような事が度々ございましたが、最近では余りございません。この間実家の人の計らいにて止むなく医診を受け、排尿の為の注射を三回程致しましたが、その他には入信前にも余り医薬は用いた事なく、只二十数年前肋膜が悪いといわれ、母の勧めで煎じ薬を暫くの間(服用期間不明)服用致した事がございます。
御浄霊の個所につき御教示賜わりたく御願い申し上げます。
(御垂示)心臓弁膜症などは訳はないのです。これは、心臓の廻りに薬毒が固って、心臓を圧迫するのです。これは少しやればじき治ってしまいます。狭心症というのは、キュッと強く来るのですが、心臓の廻りに毒があり、圧迫するのです。弁膜症は一部です。前とか後とか横とかにある。それが固って心臓を圧迫するのです。
漢方薬──これが悪いです。これが原因です。この為です。漢方薬が心臓の廻りに固まりますから、心臓を圧迫して、そこに膿が溜って、それがお腹や上の方にいくのです。
腹部の腫れ──これは尿毒と薬毒でしょう。それが段々増えて来るわけです。それで、お粥が一杯程度で、圧迫するというのは、心臓の下から圧迫するので、心臓部の左の方と背中の方にいくと腫れてますから、其処を浄霊するのです。浄霊するのに霊力が足りないのです。力を入れているのです。全然力を抜かなければいけない。肋膜にも幾らか溜っているでしょう。併しこれはじきに溶けます。漢方薬が恐いのです。飲薬では西洋の薬より、漢方薬の方が恐いでしょう。薬としては漢方薬の方が恐ろしい。これは量が多いですから。今のように力を抜いて、左の心臓から胃の方にかけて浄霊して固まりを溶かせば、そう難かしいものではないです。
ニ、床につくと上半身の圧迫感が強く、呼吸が苦しくなる婦人(御教え集五号 八〇頁)
(御 伺)三十四歳の婦人。六年前より心臓弁膜症にて、注射、服薬等良いという事は何でも致しましたが、段々悪化するばかりとなり、本年八月御浄霊を戴くようになりましてより、食事も美味しくなり、大変良くさせて戴き、腹部に下り、下り物が致しました。その後咳の御浄化を戴き、呼吸激しく、床に就いても上半身の圧迫感が強く、呼吸が苦しくなります。今後何処を御浄霊させて戴きましたら宜しゅうございましょうか。
(御垂示)良いと思う事が悪い事です。これは見当違いをしているのです。これは、心臓の廻りに毒があるのです。これは、胸から横腹──後ですが、押してみて痛い所があるから、其処から出る。これは肋間神経痛です。だから、急所さえやれば、訳なく治るのです。急所を外れている。咳だから、咽喉と思って、咽喉をやっているのではないですか。自分で押して見るのです。そうすると良く分ります。其処を取ってやれば、ずんずん良くなります。
ホ、水泳中の心臓麻痺に就いて(御教え)
(御 伺)水泳中によく心臓麻痺で死亡致しますのは、毒素の如何なる作用によるのでしょうか。
(御垂示)これはやはり、余り過激に運動するからでしょう。運動にも程度があります。又、もう一つの原因は、冷たいと毒が固まるからです。冷たい為に心臓の廻りの毒が固って、それが心臓を圧迫するのです。そういう訳です。
ヘ、心臓麻痺の浄霊個所(御教え)
(御 伺)心臓麻痺を起した直ぐの御浄霊は、何処を主に致しますれば宜しいでしょうか。
(御垂示)無論、心臓です。水が冷い時には冷え切ってしまって、駄目になる事もあります。つまり「冷たくなる」のです。(笑声)