1、しゃべると身体がだるくなる人(御垂示録一三号 一三頁)
(御 伺)二十歳の男子、話をした後身体がだるくなります。言語を発しない時は何でもありません。
(御垂示)熱が出るのでしょう。喋ると身体に熱が出るのです。
「御浄霊は何処を致しましたら宜しゅう御座いましょうか」
頚の廻りです。
「霊的の関係は御座いませんでしょうか」
ないでしょう。つまり今度の病気は薬毒の関係です。何でも病気は薬毒と思って居れば間違いないです。
2、骨が太ると言われた病気(御垂示録一号 三四頁)
(御 伺)岡山市に骨が太る病気で、部分的に角が生えたり、手の指が太ったりします。医者は切ったら治るだろうと申すそうですが、十二、三カ所位角が生えており、首がのびたり、足でも片っ方が長くなったりします。触ってみてもカチカチして骨のようです。どういう関係でしょうか。五、六歳迄何ともなかったそうです。
(御垂示)やっぱり薬毒でしょう。その地方に限るのですか。
「岡山でその人一人です」
何か変なものを、その親か、じいさんが飲んで、それがずっと続いているのでしょう。浄霊すれば小さくなるでしょう。何か変なもので、毒ですね。
3、骨や爪が軟かくなった女(御教え)
(御 伺)四十七歳の女、長年虚弱で、腰がしっかりせず、歩行もフラフラでございます。その方の手足の指、特に爪が軟かく、押さえますと楽に曲る位でございます。カリエスもあるそうでございますが、爪の軟かいのもその為で御座いましょうか。又御浄霊で治るもので御座いましょうか。
(御垂示)カリエスとは関係なし、カリエスは脊柱に関係あるが、腰や爪に関係無し。この人は生まれつき軟かいのか。
「いいえ」
薬毒でしょう。その為に骨や爪が発育悪くなる。
4、冷いものに触れると浮腫するという人(御教え集二号 九頁)
(御 伺)三十三歳の信者で御座いますが、十二、三歳頃より、冷い水に入りますと、必ず冷水に浸りました個所に、蕁麻疹のようなものが出来始め、間もなく局部的に腫れて参りまして、頭痛、目眩を感ずるそうで御座います。尚水菓子など、少し余分に戴きますと、脣から口中まで腫れます。又、冷い風に当りますと眼の縁が腫れて参りますが、身体を暖めますと治ります。これは如何なる原因で御座いましょうか。お伺い申し上げます。
(御垂示)みんな薬毒です。やっぱり、こういった変った薬かも分らない。それは親の薬かも分らないです。みんな薬毒です。赤ん坊のうちに飲んだ薬かも知れないです。これも気長にやれば治ります。