七、そ の 他

1、アンチピリン中毒(御垂示録二八号 二五頁)

私は若い時分にアンチピリンを飲みましたが、この中毒というのは怖いもので、体中が痒くて落着いていられないのです。飛び上るようで、実に苦しいものです。

2、アルバジル(御垂示録二八号 三〇頁)

(御 伺)狭心症で、アルバジルを使うと赤紫色に出るのです。

(御垂示)そこに薬毒が固っているのです。毒血が固っているのです。

(御 伺)医者がくれる薬を使うと、出る場合と出ない場合がありますが、自分でなめてみてこれはアルバジルが入っているなと思うと、その晩に直ぐ出ます。その場合は集っているのが溶けて出るのでございましょうか。

(御垂示)集っているのが出る場合と、新しいものが出る場合と、それからアルバジルの種類でも違います。直ぐに出るように作ってあるのと、そうでないのと、濃いのも薄いのもあります。しかしアルバジルで死ぬのは非常に多いです。この頃は殆んど作らないようになりましたが、実に怖いです。一時効くから中毒になってしまうのです。

(御 伺)アルバジルを多く飲んだために狭心症のような症状が出るのでございましょうか。

(御垂示)無論そうです。アルバジルは命には一番効くようです。命が無くなってしまいます。私は前にアルバジルで死んだ人を随分聞きました。

3、アドルム、メチール(御垂示録四号 四一頁)

(御 伺)二十八歳の女で、自殺しようとしてアドルム三十錠と他に十錠程飲み、五時間程して他の人が気附き、頼まれて行きますと、医者が来て、注射を五、六本射ち、病院に入院するようにしてありました。医者の方では、駄目だろうと思っていたのが、二日間経って気がつき、一命は取止めました。それで、連れて帰ると言って、連れて帰りましたが、浄霊を戴いて、経過が宜しいのですが、そういう場合は何処を浄霊したら宜しいでしょうか。

(御垂示)飲んだんだから、それこそ背中には行かないから、胃腸です。

「頭が工合が悪いというので御座いますが──」

それは、中毒によって、頭にいくのもあるから、そうしたら頭をやったら良い。意識は──。

「殆んど回復して居ります」

何んでもないです。中毒というのは一時的なものです。だから、メチールでも、何でもないです。一時的なものです。メチールも頭に来ます。

4、塗 布 薬(御教え集一号 五五頁)

(御 伺)長女(信者四歳)生後二年六カ月目にセルロイド製玩具にて顔面を火傷し、化膿止注射一日一本宛五十日、塗布薬を九十日続けました。現在顔面に火傷痕と左眉毛がありません。右に就き御垂示御願い申し上げます。

(御垂示)注射五十日続けた──これが悪いのです。治ります。これは、うっちゃらかしておくか、さもなければ浄霊すれば、直に治ります。それから、塗布薬──これも悪い。この薬毒が取れる迄です。段々取れます。眉毛もその為です。毛が生えるのを止めているのです。だから浄霊していれば治ります。心配ない。やっぱり薬による被害者です。