1、膀胱及び尿道附近に不快感を感じ、労働時には尿道に激痛を感ずる男子(地上天国三七号 一一頁)
(御 伺)私は二十歳の頃より尿が近くなって、一日のうちに十数回あるようになりました。軍隊に入ってからは、淋病だと言われて三回入院、六〇六号や漢方薬、淋病に関する薬剤を多量使用致して居りました。恐らく注射だけでも何百本で御座いましょう。それからは少し良くなったように思いましたが、何だか首が締め附けられるような気がしまして不快でなりませんでした。それが入信致しまして約二カ月後には完全に治って居りました。処が今年の正月より、膀胱及び尿道附近に不快を感ずるようになり、特に労働時には尿道に激痛を感じます。そして左の腰が時々痛みます。現在は時々教師の方に御浄霊を戴いて居りますが、御浄化は暫次増して来るように思われます。御浄化の激しい時は尿道にむずかゆみをひどく感じ、仕事も出来兼ねます。部屋に坐って居て動かなければ非常に楽で御座います。私の御浄化は淋病の薬毒の御浄化だと思って居りますが、苦痛は永続的で、日々不快な生活に悩まされて居りますので、このような苦悩から一時も早く脱出したいものと念願の余り、御浄霊の急所等御垂示戴きたく存じます。尚この外に四年前腰骨カリエスだと医診されましたが、これは放任致して居りましたら何事もなく治りました。又十九歳頃蓄膿症にて鼻の手術も致して居ります。二十三歳の時胃下垂、二十八歳の時痔の手術も行って居ります。又左脇、腰に大きな腫物が出た事がありましたが、その時は吸出薬を使用致しました。
(御垂示)この人は医薬の被害者である。今後も色々苦痛が起るから、そのつもりで苦痛のある所を浄霊すれば、僅かずつでも薬毒が減るので、それだけ治ってゆくのである。併し随分薬毒が多いから、余程長くかかる覚悟をしなさい。
2、便通感覚不能の肥満婦人(御教え集一号 四頁)
(御 伺)二十五年二月入信の二十八歳の信者、二十六年六月五日お産の折、難産にて二日二晩陣痛に苦しみ、漸く子供の頭が三分の一程出た折、産婆が長い苦しみの為、母体が弱っているから、楽にお産の出来るようにと陣痛の起る注射を二本、左右両太腿へ打ってしまいました。それからは陣痛が起きず、頭が半分出たのみにて、産婆は機械で出すようにと、再三勧めましたが、注射の為に陣痛が止ったのだと思い、御浄霊を続けておりましたが、三日目の夕方になっても生まれず、遂に機械で子供を出しました。子供は出た時、一呼吸したのみで死亡致しました。母体よりはその後沢山の毒血が下りましたが、現在小便と大便の出るのが判りません。御浄霊はその後続けて居ります。御加護によりまして、三週間目より起きられるようになりました。一時陰部と肛門の間に腫物が出来、坐る事が出来ませんでしたが、御浄霊戴く度に下り物となって膿が出て治癒させて戴きました。小便や大便は、心掛けて行くようにして居り、行けば必ず多量の小便が出るとの事です。何処に原因が御座いましょうか。現在鼠蹊部がつり、全身的に肥満し、後頭部が痛むと言って居ります。御浄霊は主に何処を致したら宜しゅうございましょうか。御垂示の程御願い申し上げます。
(御垂示)これは薬毒がウンとあります。おかしいのですが、陣痛微弱だと言って注射うつと、余計陣痛微弱になる、不思議ですね。この人は大小便の感覚がないというのは、薬毒が下に固っているのです。気長にやれば出ますから、出ただけは治って行きます。全身的に肥満し、腎臓に固っているのです。全部薬毒です、漢方薬でしょう。漢方薬中毒がこういうふうです。漢方薬は恐ろしいものです。ですから、今言ったように、下の方です。薬毒が始終下に行っては固まるのです。肛門や陰部です。それを浄霊して出してしまうのです。痺れるのも薬毒です。そうしていれば段々良くなる。