年代不詳

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婦人病

単に婦人病といっても、世間で思うやうな部分的のものではない。局部に原因がある事を知らねばならない。例えばヒステリー、憂欝病、頭痛、頭重、朦朧感、神経質、怒り易い、気短か、悲観等々は勿論だが、夫婦仲の悪い事、子に対する愛の薄い事、我儘な事等々...
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現当利益と生きた宗教

宗教なるものは今更言う迄もないが、人を救う事であり、救いとは不幸な人間を幸福にする事であって、それ以外には何もないといっていいのである。処が可笑しな事には、現当利益を与える宗教は低級なりといふ処か、真の宗教ではないといふ説を唱える人が往々あ...
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文化のレベル

今日文化は非常に進歩したといって誇ってゐるが、成程原始時代よりも慥かに或程度進歩はしてゐるが、併し現代人が思ってゐる程に決して進歩はしてゐないのである。その何よりの証拠は、本当に文化は進歩してゐるものなら、現在の如く人類は病貧争の災は固より...
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科学の次に来るもの

之からかこうとする論文は、全世界の学者といふ学者は、夢想だもしなかった事であって、恐らく直ちに信ずる事は出来まいが、静かに考えてみれば、暗夜に光明を得た如く豁然と眼界が開けるのであらう。というは現在全世界を圧倒的に支配して了った科学文明は、...
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分り易い話

人間の生命は神が造ったものであって、科学で作ったものでない事は、誰でも考えられるであらう。としたら前者は人智でも解し得ない神秘力であり、後者は機械力であるから問題とはならない。従って生命に関係ある病と雖も、神に治して貰うのが本当で、科学に持...
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一切の災は浄化作用なり

世の中のありと凡ゆる災は、浄化作用である事は常にいってゐるが、之に就いて現在国民全体が直面してゐる主なる悩みに就いて詳しくかいてみよう。先づ第一は病気であり、第二は食糧不足であり、第三は汚職問題であらう。その中で第一の病気に就いては、私は常...
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地獄と天国

今の世の中を地獄その儘といっても、否といふ人は一人もあるまい。何処を見ても不幸不運な人ばかりで、此人こそ本当に幸福に恵まれてゐると思うやうな人は、薬にしたくもないのが娑婆の姿である。そのやうな世の中が続いた為、人間は之が常態と心得、諦めて了...
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文化人の守旧思想

外国は知らないが、現在日本人特に智識人の守旧思想の根強い事は案外である。といったら誰しも驚くであらうが、左の記事を読めば成程と合点するであらう。といふのは本教浄霊によって、医学とは比較にならない程の驚異的効果を挙げてゐる事実を見ても感じない...
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精神医学と神霊医学

近頃医学方面の人や、医学に関心を持つ識者の言ふ事や、記いたものをみると、今迄のやうな肉体のみを対象とした医学では、病気によっては治るだらうが、中には精神的方法を採入れた方が、成績のいい場合も大いにあるから、今後の医学は肉体と精神との両方を併...
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政治は正義

現在日本の政治家に就いて、吾々の思う通り言はして貰えば、何といっても余りに正義感の足りないやうに見える事である。例えば政府にしても与党や反対党にしても、何等かの問題に就いて、論議し意見を戦はす場合と雖も、閣僚の意見は国民の利害は第二とし、政...