著述一覧(未発表)

岡田先生療病術講義録

動脈硬化症

此病気は近来非常に多く、又危険性があります。心臓麻痺で、突然仆れるのは、之原因が多いのであります。病気としては、毒血が動脈の一部に固結するので、それが進んで血流を遮断するに於て、心臓麻痺を起すのであります。本療法に依って、其患部を溶解すれば...
岡田先生療病術講義録

高血圧

此症状は、近来非常に多く、脳溢血の前提としてありますが、医学では機械的に測定します。それによれば、年齢に九十を加へた数が健康の標準とされて居ります。即ち、仮りに五十歳とすれば、九十を加へた百四十、それが標準であって、それ以上はそれだけ不健康...
岡田先生療病術講義録

骨結核

此病気は何れかの骨に水膿が固結するので、大小の苦痛と発熱があるのであります。多く肋骨、脊髄、腰骨、大腿骨等であります。本療法によれば全治しますが、相当の日数を要します。軽症で一、二ケ月、重症で五、六ケ月位であります。(岡田先生療病術講義録 ...
岡田先生療病術講義録

関節炎

此病気は、浄化作用による水膿溜結の為と、淋病の予後又は慢性淋病の罹病中に発生するものとあるので、症状としては、腕又は脚部の関節部に激痛を起し、相当発熱腫脹することもあるのであります。右何れも非常に治り易く、一週間乃至二、三週間で全治するので...
岡田先生療病術講義録

神経衰弱

此病気は一名文化病とも謂ひ、近来非常に多いのであります。症状としては種々あって、不眠、憂欝、疲労、頭重、視力減退、倦怠、眩暈、頭脳朦朧等であります。原因は頸部周囲に水膿溜結し、其為頭脳の血液が欠乏するのでありますから、其水膿溜結を解溶するに...
岡田先生療病術講義録

瘭疽(ヒョウソ)と脱疽

此二種の病気は、殆んど同じ様な症状ですが、瘭疽(ヒョウソ)は手の指に限られてゐる様ですが、脱疽は手足の指又はそれ以上に進むので、医療では患部を切断して病気の進行を防止するのであります。原因は非常な悪性の毒素が浄化作用に由って集溜するものであ...
岡田先生療病術講義録

便秘症

此症は、病気ではないが、相当苦痛のものであります。最初の原因としては、故意の節食及び水分を摂るのが少量過ぎる為であります。従而、其原因に気が付き、改めれば容易に治癒するのでありますが、殆んどの人は、其際、薬剤に依って目的を達しやうとしますが...
岡田先生療病術講義録

船車の酔

之も一種の病気であって、割合多いのであります。原因としては、胃の周囲に滞溜せる水膿が動揺の為胃中に浸潤し、不快、嘔吐感又は嘔吐をするのであります。 胃部より乳部辺までを指圧すれば、痛み又は重圧感のある個所がそれであります。 本療法によれば、...
岡田先生療病術講義録

蕁麻疹

此病気は、身体の全部又は一部に発疹し、多くは紅潮を呈し、又、非常に痒いのであります。よく腸が原因と謂はれてゐますが、之は誤りであります。其証拠には、如何に腸を治療するも、其効果は無いに見ても明かであります。私の研究によれば二種の原因がありま...
岡田先生療病術講義録

舞踏病

此病気は、其の名の如く無意識的に手又は足を躍動させるものであります。原因は動物霊の憑依でありまして、その動物の特徴を表すものであります。世間によく首を振る人がありますが、あれ等も動物霊の憑依による極く軽微な症状であります。本療法によるも非常...