明日の医術 罪穢と病気 此問題を説くに当って断はっておきたい事は、或程度宗教的に思はれ易いのであるが、私の説く所は宗教的ではなく寧ろ道徳的と思ふのである。然し、罪穢(ザイエ)といふ言葉そのものは宗教家がよく用ひるが、それは仮説でもなく作為的でもない、全くの事実で... 2020.09.14 明日の医術
明日の医術 霊波と霊衣 私は曩に、治病光線として霊波の文字を用ひたが、之は近時ラヂオ等で用ひる音波の文字からとったのである。人間は誰しも霊衣即ち西洋でアウルといふ一種の光波を保有してゐるのである。之は、読んで字の如く、霊体の外殻に放射してゐる白色の一種の光線であっ... 2020.09.14 明日の医術
明日の医術 道徳の根源 昔から論語読みの論語知らずといふ言葉がある。之は勿論、如何に立派な本を読み、説話を聞くと雖も、実践躬行しなければ何にもならないといふ事である。然し乍ら、読み聞きした時、非常に感激したに係はらず、何故実践し得ないかといふ事を、私は説いてみよう... 2020.09.14 明日の医術
明日の医術 日本人の優秀性 近来、日本人の優秀性といふ事が漸く喧伝(ケンデン)されて来たのは喜ぶべき事である。而も全世界殊に敵国たるアメリカに於てさへ、日本研究熱が興って来たといふ事は、勿論大東亜戦に於ける赫々たる戦果に刺戟された事とはいひ乍ら、全く時の力の然らしむ... 2020.09.14 明日の医術
明日の医術 人間と動物との関係 現代科学に於ての人間と動物との関係は誰も知る処であるが、私は霊的方面からの解釈を試みてみよう。抑々、造物主が森羅万象を創造され給ひし時、最後に造られたものは人間である。それは私の想像によれば、凡ゆる生物を綜合して成った理想的生物として人間が... 2020.09.14 明日の医術
明日の医術 大戦争と浄化作用 私は前篇に於て、病気も天文現象も浄化作用であるといったが、戦争なるものも、勿論浄化作用である。昔からの歴史の推移に対し心を潜めて観る時、ソロモンの栄華も、希臘の文明も、古都ソドムの崩壊もポンペイの埋没等も勿論その内面的に堆積せる罪穢が極度に... 2020.09.14 明日の医術
明日の医術 八紘為宇の意義 畏多くも、我建国の初め、神武天皇の大神勅(オオミコトノリ)に『八紘を掩(オオ)ひて宇(イエ)と為(セ)むこと亦可からずや』との御事に対し、縮めて八紘為宇と申し奉る事は皆知る所であるが、私は此雄渾にして洪大なる御経綸を表はし給ふ御言霊に対し奉... 2020.09.14 明日の医術
明日の医術 御神霊 我大日本帝国は、世界唯一の神国であるといふ事は、日本人として知らねばならない最重要事である。然るに、明治以後滔々として欧米の唯物的文化が流入し来り、それによって科学的方面は、欧米の塁を摩すまでに進歩発達したのであるが、惜しいかな、精神文化の... 2020.09.14 明日の医術
明日の医術 外殻的文化 日本の国力が増大し、国威が八紘に輝くに従って、漸く日本人の優秀性が知らるゝに至った事は、洵に喜ぶべき現象である。それと共に、日本人の精神力が特に優れてゐるといふ事も明かになってきた事である。言ひ換へれば、精神力とは霊力であるのは、勿論である... 2020.09.14 明日の医術
明日の医術 霊的医術 私は種々の方面から「昼の世界とは霊主体従の世界である」といふ事を説いたのである。此意味を人体に当嵌める時、病気の根源である毒素とは、肉体に集溜してゐる物質を指すのであるが、此場合、霊体は如何なる状態であるかといふに、肉体の毒素のある部分は、... 2020.09.14 明日の医術