岡田茂吉

御教え集

御 教 え 集 第八号

三月五日(お 伺) 井上昇(二十七歳)昭和十八年中学にて体格検査の結果肋膜を発見、一カ年休学療養致し、二十年応召し、軍務中発病し、部隊内にて静養。終戦後は自宅にて療養致しました。二十二年第一健康相談所にて気胸不能と言われ、翌月右胸廓整形手術...
御教え集

御 教 え 集 第七号

【御 教 え】今日のお天気は馬鹿に良くて、昨日の節分と何だか、こう――昨日は方々の神社仏閣で豆撒きをやつて、今日から立春で――丁度お天気の具合がそれを物語つている様な気がするんです。節分の話は毎年話しているから、今更言つた処でしようがないけ...
御教え集

御 教 え 集 第六号

一月一日【御 教 え】今日はお天気が良し、暖かで――結構なお正月と言うんでしよう。つまり、気候や天気と言うものは、人間の心が写るんだから、まあ――何ですね――世界大戦も、この分じや当分大丈夫だろうと言う安心感が――今年は、講和にもなるし、人...
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050 天文、地文篇

黒点と地球の温暖化“太陽の黒点、又北極地方が最近年々暖かくなるという説につき――。“黒点は十一年目に大きくなる。太陽の呼吸運動によるのである。温度の平均化は、人口の殖える為である。新陸地発見は、氷が溶けた故である。 (S24・7・11)黒点...
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049 学問篇

宗教教育とは、スキだらけの構え“宗教教育とは魂の啓発でしょうか。智慧の附与でしょうか。“世間一般の宗教教育と、我々の宗教々育とは違う。今迄の宗教の説き方は幼稚園程度で、それ以上は教える事が出来なかった。信仰雑話は小学程度の教科書である。今迄...
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048 政治、経済、社会篇

政界混沌行詰りの将来“最近政界も混沌とし、国民の経済状態も大部行き詰って参った様ですが、将来如何なる動向になりますか。“之は、近い将来善い世界が生れる陣痛苦である。兎に角人間があまりひどすぎる。中流以下は割合よいが、中流以上は、曇りがひどす...
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047 社会人事篇 経済

地上天国は急に出来ますか相場は一切の動き(想念)が表われる“そんな事はない。すべて一切のものは一ぺんに行くものではない。和光同塵は今迄大先生のなされた事である。いろんなものは育つように行く。然し停止する事なく進んで行く。気候とてもそうで、段...
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046 人事篇 第二篇 家相

家土地と霊格の相応、相応の重要性、新築と近親者の死、明主様の場合、住居は杉材可なり“家を新築すると家人の誰かが往々死亡等することがありますが、霊的に何か関係がありますか。御教示願います。“斯ういう事はある。(私など)引越すと一人は必ず死ぬ(...
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045 人事篇 第一篇 信仰と人事

手癖悪い子(霊層と悩)“小供の手癖の悪いのは如何したらよろしゅう御座いましょうか。“動物霊が憑いてやらすのである。斯ういう事をするのは、親に罪がある。親と関連している。親自身、自分の心を省みて大いに徳を積む事にする。そして親に罪があると、霊...
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044 霊祀篇 第四篇 葬祭

葬婚参列の礼節“お葬式に参列の後で用足しをしたり、お墓参りをしてはいけないといふ理由。“お葬式とか、婚礼とかは人生の重大な儀式であって、参列したらそのまま帰るのが死者に対する礼節である。よく死汚れといって死者のそばへよると汚れるといふが、こ...