岡田茂吉

御教え集

御 教 え 集 第十一号

本冊子は、御参拝日に於ける明主様の御教えを記録にとり、茲に「御教え集」として集録せるものであります。明主様の神言の数々により病苦はもとより、人類の三大苦から救われ、歓喜の生活に入り得る事はいと易き事であり、且既成の文化の如何なるものを以てし...
御教え集

御 教 え 集 第十号

昭和二十七年五月御教え五月五日【御 教 え】此間奈良の方に行つて仏教美術を調べ、研究して大いに参考になつたんですがね。それを一寸書いてみたんで、今読ませます。(御論文「⇒奈良美術行脚」) 【註 栄光一五六号】此間京都、奈良に行つて見ましたが...
御教え集

御 教 え 集 第九号

昭和二十七年四月御教え四月五日【御  教  え】此処にある鉱石は見ましたか。之は鉱山の知識がない者が見ると、本当に判りませんが、少しでも鉱山の知識がある人が見ると、驚くべきものなんです。之は、神岡鉱山の技師が、日本一と言う折紙を附けたんです...
御教え集

御 教 え 集 第八号

昭和二十七年三月御教え三月五日(お 伺) 井上昇(二十七歳)昭和十八年中学にて体格検査の結果肋膜を発見、一カ年休学療養致し、二十年応召し、軍務中発病し、部隊内にて静養。終戦後は自宅にて療養致しました。二十二年第一健康相談所にて気胸不能と言わ...
御教え集

御 教 え 集 第七号

昭和二十七年二月御教え二月五日【御 教 え】今日のお天気は馬鹿に良くて、昨日の節分と何だか、こう――昨日は方々の神社仏閣で豆撒きをやつて、今日から立春で――丁度お天気の具合がそれを物語つている様な気がするんです。節分の話は毎年話しているから...
御教え集

御 教 え 集 第六号

昭和二十七年一月御教え一月一日【御 教 え】今日はお天気が良し、暖かで――結構なお正月と言うんでしよう。つまり、気候や天気と言うものは、人間の心が写るんだから、まあ――何ですね――世界大戦も、この分じや当分大丈夫だろうと言う安心感が――今年...
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050 天文、地文篇

黒点と地球の温暖化“太陽の黒点、又北極地方が最近年々暖かくなるという説につき――。“黒点は十一年目に大きくなる。太陽の呼吸運動によるのである。温度の平均化は、人口の殖える為である。新陸地発見は、氷が溶けた故である。 (S24・7・11)黒点...
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049 学問篇

宗教教育とは、スキだらけの構え“宗教教育とは魂の啓発でしょうか。智慧の附与でしょうか。“世間一般の宗教教育と、我々の宗教々育とは違う。今迄の宗教の説き方は幼稚園程度で、それ以上は教える事が出来なかった。信仰雑話は小学程度の教科書である。今迄...
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048 政治、経済、社会篇

政界混沌行詰りの将来“最近政界も混沌とし、国民の経済状態も大部行き詰って参った様ですが、将来如何なる動向になりますか。“之は、近い将来善い世界が生れる陣痛苦である。兎に角人間があまりひどすぎる。中流以下は割合よいが、中流以上は、曇りがひどす...
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047 社会人事篇 経済

地上天国は急に出来ますか相場は一切の動き(想念)が表われる“そんな事はない。すべて一切のものは一ぺんに行くものではない。和光同塵は今迄大先生のなされた事である。いろんなものは育つように行く。然し停止する事なく進んで行く。気候とてもそうで、段...