世界救世教

明日の医術

日本人の優秀性

近来、日本人の優秀性といふ事が漸く喧伝(ケンデン)されて来たのは喜ぶべき事である。而も全世界殊に敵国たるアメリカに於てさへ、日本研究熱が興って来たといふ事は、勿論大東亜戦に於ける赫々たる戦果に刺戟された事とはいひ乍ら、全く時の力の然らしむ...
明日の医術

人間と動物との関係

現代科学に於ての人間と動物との関係は誰も知る処であるが、私は霊的方面からの解釈を試みてみよう。抑々、造物主が森羅万象を創造され給ひし時、最後に造られたものは人間である。それは私の想像によれば、凡ゆる生物を綜合して成った理想的生物として人間が...
明日の医術

大戦争と浄化作用

私は前篇に於て、病気も天文現象も浄化作用であるといったが、戦争なるものも、勿論浄化作用である。昔からの歴史の推移に対し心を潜めて観る時、ソロモンの栄華も、希臘の文明も、古都ソドムの崩壊もポンペイの埋没等も勿論その内面的に堆積せる罪穢が極度に...
明日の医術

八紘為宇の意義

畏多くも、我建国の初め、神武天皇の大神勅(オオミコトノリ)に『八紘を掩(オオ)ひて宇(イエ)と為(セ)むこと亦可からずや』との御事に対し、縮めて八紘為宇と申し奉る事は皆知る所であるが、私は此雄渾にして洪大なる御経綸を表はし給ふ御言霊に対し奉...
明日の医術

御神霊

我大日本帝国は、世界唯一の神国であるといふ事は、日本人として知らねばならない最重要事である。然るに、明治以後滔々として欧米の唯物的文化が流入し来り、それによって科学的方面は、欧米の塁を摩すまでに進歩発達したのであるが、惜しいかな、精神文化の...
明日の医術

外殻的文化

日本の国力が増大し、国威が八紘に輝くに従って、漸く日本人の優秀性が知らるゝに至った事は、洵に喜ぶべき現象である。それと共に、日本人の精神力が特に優れてゐるといふ事も明かになってきた事である。言ひ換へれば、精神力とは霊力であるのは、勿論である...
明日の医術

霊的医術

私は種々の方面から「昼の世界とは霊主体従の世界である」といふ事を説いたのである。此意味を人体に当嵌める時、病気の根源である毒素とは、肉体に集溜してゐる物質を指すのであるが、此場合、霊体は如何なる状態であるかといふに、肉体の毒素のある部分は、...
明日の医術

恐怖時代

夜の世界の唯物的医学の療法が、固める事を唯一の目的としたといふ事と、昼の世界に近づくに従って、右の医学的方法が逆効果にならざるを得ないといふ原理は、今迄詳説した事によって読者は充分理解されたであらう。然らば、今後時日の進むに従って、個人は固...
明日の医術

霊界の転換

霊界が夜昼転換するに於て、人間に対して如何なる変化が起るかといふ事を説いてみよう。病気は浄化作用である事は、最早説く必要はあるまい。然し乍ら、茲に知っておかねばならない事は、肉体の浄化作用が起るより以前に、霊体の方が先に浄化作用が起るといふ...
明日の医術

善主悪従

右進左退である夜の世界が唯物的文化を生んだのであるから、一切を物質によって解決せんと意図した西洋思想も止むを得ない当然の帰結であった。それが今日迄の科学であるから、人間を唯物的に、他の動物と同様に取扱はれたのであった。此意味に於て、西洋医学...