講話編

御垂示録

御 垂 示 録 (第二十二号)

七月一日 「この度の九州における惨状というものは、来たるべき大浄化の前提と関連があるものでございましょうか」 少しくらいはあるでしょう。 「少しくらいで、あれだけになりますのでございますから」 エーエー。 「堤防をもっと高く築くとか何とか言...
御垂示録

御 垂 示 録 (第二十一号)

六月一日 最近名古屋の新聞に出た事で、私は題だけで本文は読んでませんが、やっぱり病気で医者にかからないで死んだという、時々あるような問題をデカデカと取り上げていました。これから浄化が強くなるに従って心得ておかなければいけない事は、なおりが早...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十九号)

四月一日 “乾山代々を偲ぶ会”というのを十四日から三越でやります。品物を借りに、いろいろ目録を書いて来たのです。乾山代々を偲ぶ会というのですから、やっぱり光琳、光悦、宗達というのでしょうが、方々から一点か二点ずつ集めればありますが、私の所に...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十八号)

三月一日 昨夜論文を書いたのですが、つまり新宗教というのは、救世教以外には一つもないという事です。新宗教と言えば新しい所がなくてはならないのです。ところが世間に沢山出来ている新宗教で新しいものは何もないのです。古い宗教の教祖を本尊様にしたり...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十七号)

二月一日 樋口さんは何時ハワイに行きますか。 「二月十一日午後十一時五十九分に羽田を出発でございます」 二月十一日ですか、建国の記念日ですね。 「十一時五十九分と申しますから、あと一分というわけでございます」 十二時一分前ですね。何か訳があ...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十六号)

十二月一日 「熱海会館の御奉仕の方法と申しますと変ですが、会長の言葉を聞きまして光宝会でのそのあり方が本当になってきたと思われますのは、今度一千万円なら一千万円を御奉仕させて戴くという事でなく、是非御許し戴きたいと御願致しますと、それから非...
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御 垂 示 録 (第十五号)

十一月一日 近来アメリカで、日本美術の良い処が分って来たので無闇に狙っているのです。それで博物館は予算が足りないので仕様がない。どういうものですか、軍艦を造る時は何億でもありますが、斯ういう時には馬鹿にしみったれなのです。で、こっちも出来る...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十四号)

十月一日 今ラジオで選挙の様子を聞いていたのですが、大抵有名な人で古い人というのは、勿論当選率が高い様です。岩手県から出た田子一民と言う人は、有名で古い人ですが、私はあの人を二度か三度でしたが、浄霊した事があります。それが七万幾らか集めて、...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十三号)

九月一日 之は信仰には関係ないが、大体米国の一番の失態というのは、中共をして中国を侵略させたという事です。之は何かというと、蒋介石の方の援助を止(ヤ)めたのです。援助を止(ヤ)めたという事は、余りに蒋介石の方の政府が腐敗し切つていた。いくら...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十二号)

八月一日 「今年に入りまして、今日が一番暑い様で――」 そうですか。此処に居ては分りません――。然し、暑いせいもあるが赤痢が随分増えて来た様です。 「毎年レコード破りになる様で御座います」 そうです。オリンピックの方は日本はそうはいかないが...