講話編

御垂示録

御 垂 示 録 (第十四号)

十月一日今ラジオで選挙の様子を聞いていたのですが、大抵有名な人で古い人というのは、勿論当選率が高い様です。岩手県から出た田子一民と言う人は、有名で古い人ですが、私はあの人を二度か三度でしたが、浄霊した事があります。それが七万幾らか集めて、最...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十三号)

九月一日之は信仰には関係ないが、大体米国の一番の失態というのは、中共をして中国を侵略させたという事です。之は何かというと、蒋介石の方の援助を止(ヤ)めたのです。援助を止(ヤ)めたという事は、余りに蒋介石の方の政府が腐敗し切つていた。いくら米...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十二号)

八月一日「今年に入りまして、今日が一番暑い様で――」そうですか。此処に居ては分りません――。然し、暑いせいもあるが赤痢が随分増えて来た様です。「毎年レコード破りになる様で御座います」そうです。オリンピックの方は日本はそうはいかないが、伝染病...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十一号)

七月一日朝からは、初めてだから変ですね。「連日の来客で御疲れでは――」なんだか、性格が変つた様です。面白い様な、骨の折れる様な――。「陳列品は時々御変えになられますので――」いいえ、連続です。秋に――十月に琳派展をやる積りですが、それ迄変え...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十号)

六月一日美術館は未だ中に入つて見ないですか。皆見ないでしよう。「外からは拝見致しております」中に入つていいですよ。あとで入つて御覧なさい。もう大分中も――七、八分通り出来てますからね。「想像致して居りましたよりも――」良いでしよう。私もそう...
御垂示録

御 垂 示 録 (第九号)

五月一日「今日は平川町にお出ましになられました五月一日より丸十八年と思いますが――」九年だからね。そうなりますかね。十八年にね。愈々敵(カタキ)をとる事になる。今度奈良に行つて分つたけれども、聖徳太子は観音様ですね。太子はやつぱり私だつたん...
御垂示録

御 垂 示 録 (第八号)

三月一日最初参考の為に一寸話ますけれども、私の後頭部に瘤がある。原因は歯に薬をつけた、それが段々行つて、ここ(後頭部)に固まつた。それで、どうも頭の具合が始終悪い。一昨年から気がついて浄霊した処が、段々溶けて来て、今約半分位になりました。丸...
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御 垂 示 録 (第七号)

「今朝、美術館の上棟式が御座いまして――」何う言う事をするんですか。「簡単な事で御座いまして、天津祝詞をお奏げ致しまして――」ああ、そうですか。之で、あんまり箱根の美術館を見た人はないでしようね。「最近はあまり――」そうでしようね。あんまり...
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御 垂 示 録 (第六号)

四月一日「最近の御論文の中にでて参ります新しい薬は、みんな『ン』で終つて居りますが――」『ン』と言うのは、消えると言う事でしよう。『ン』と言うのはイロハの最後にある。『ン』で消えるんですね。『ポン』とか『カン』とか皆消える言霊です。だから運...
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御 垂 示 録 (第五号)

十二月一日今度、農業特輯号を出そうと思つて、論文を書いて居ます。農林技師で――青森県の方で、三年前から非常に研究していて、確かに良いと言うのがあつた。農林省へ、報告したとか言つてね。あれは一頁位になるが、良い資料でね。それからお蔭話を見た処...