講話編

御垂示録

御 垂 示 録 (第二十五号)

十月一日今日は別段話を考えて来てないから、早速質問にかかります。「この度の愛和中教会青柳支部長の問題につきまして深く御詫び申し上げます。新聞では“殺してやる”というように書いてありますが、本人は生きていてもさみしいから死ぬのだという気持でい...
御垂示録

御 垂 示 録 (第二十四号)

九月一日今日は何も話を用意して来ていないのです。それというのはこの間放送局より、放送したいというので来たのですが、その前に先方の放送に非なところがあったので私は断わろうと思って、あなたの方は非常に間違っている、こういう事をやったりしたので、...
御垂示録

御 垂 示 録 (第二十三号)

八月一日最初に一言話したい事があります。これは分りきった話なのですが、どうも一番困るのは、何時も小乗信仰はいけないいけないと言っているのに、どうも小乗信仰の人が多いのです。小乗信仰にもいろいろありますが、一番よくないのは“あの人は邪神だ”と...
御垂示録

御 垂 示 録 (第二十二号)

七月一日「この度の九州における惨状というものは、来たるべき大浄化の前提と関連があるものでございましょうか」少しくらいはあるでしょう。「少しくらいで、あれだけになりますのでございますから」エーエー。「堤防をもっと高く築くとか何とか言っても、こ...
御垂示録

御 垂 示 録 (第二十一号)

六月一日最近名古屋の新聞に出た事で、私は題だけで本文は読んでませんが、やっぱり病気で医者にかからないで死んだという、時々あるような問題をデカデカと取り上げていました。これから浄化が強くなるに従って心得ておかなければいけない事は、なおりが早い...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十九号)

四月一日“乾山代々を偲ぶ会”というのを十四日から三越でやります。品物を借りに、いろいろ目録を書いて来たのです。乾山代々を偲ぶ会というのですから、やっぱり光琳、光悦、宗達というのでしょうが、方々から一点か二点ずつ集めればありますが、私の所に来...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十八号)

三月一日昨夜論文を書いたのですが、つまり新宗教というのは、救世教以外には一つもないという事です。新宗教と言えば新しい所がなくてはならないのです。ところが世間に沢山出来ている新宗教で新しいものは何もないのです。古い宗教の教祖を本尊様にしたり、...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十七号)

二月一日樋口さんは何時ハワイに行きますか。「二月十一日午後十一時五十九分に羽田を出発でございます」二月十一日ですか、建国の記念日ですね。「十一時五十九分と申しますから、あと一分というわけでございます」十二時一分前ですね。何か訳がありそうです...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十六号)

十二月一日「熱海会館の御奉仕の方法と申しますと変ですが、会長の言葉を聞きまして光宝会でのそのあり方が本当になってきたと思われますのは、今度一千万円なら一千万円を御奉仕させて戴くという事でなく、是非御許し戴きたいと御願致しますと、それから非常...
御垂示録

御 垂 示 録 (第十五号)

十一月一日近来アメリカで、日本美術の良い処が分って来たので無闇に狙っているのです。それで博物館は予算が足りないので仕様がない。どういうものですか、軍艦を造る時は何億でもありますが、斯ういう時には馬鹿にしみったれなのです。で、こっちも出来る丈...