未発表御論文

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観音様に御願する態度

今迄の何か信仰してる、信者の信仰の仕方は、私から見れば大変間違ってゐるのである。特に神前に於て御祈願をする場合、そうである。例へば、何か願事をするのに、洵に諄々し過ぎるのである。泣くが如く、訴ふるが如く、肩を震はし、哀憐を、強ひて乞ふ如き態...
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御講話 (昭和十年十二月二十一日)

今、岡庭さんからお話がありましたが、最初、玉川のあの土地も変な工合で、十万円位のものが一万円位で手に入りました。之は、観音力でありますが、所が十二月二十日迄に第二回の支払として、二万一千円を払はなければならぬ。年末に差掛って、第一回に一万一...
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御講話 (昭和十年十二月十一日)

今米沢さんの話中、観音信仰は真の事の願ひならば、御利益があるといふ話でしたが、どういふ訳でそうなるかを説明しますと、観音様は一番御位が高い。八百万の神仏中一番高い御位ですから、観音様を拝めば、其人の魂の位が高くなる。例へてみれば、三段ありと...
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御講話 (昭和十年十二月一日)

今晩の御讃歌の中に、大審判といふ事がありましたが、あれは、あの御讃歌の通りなんで、昔からいふ世の終りとか、最後の審判とかいふ事をいひますが、もうそろそろ始まりかけてるのであります。それはどういふ事かと言ひますと、今度素晴らしい光明世界が出来...
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御講話 (昭和十年十一月二十一日)

いつもお話する通り、観音運動は病気治しが根本でありまして、宗教が病を治すといふ事に就き、世間は未だはっきり判ってゐない。之は無理のない事で、今迄の宗教は病気を治さなかった。キリスト教等殆んど治さない。最近では天理教等も相当治したが、近頃は治...
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玉川郷秋季大祭御講話

今日はお天気も大変よくて、いつも決ったやうなものですが、大変結構な事と思ひます。観音様はお天気等自由自在になさいますから、それを多くの方に知らしたいといふ思召があるんであります。いろんな報告は今お聞きになったでせうが、別に大したお話する様な...
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御講話 (昭和十年十一月一日)

今会長さんからお話の通り五日の観音詣りの事でありますが、今度玉川郷が出来まして、それと同時に、あちらから初めて来た三十三体のお観音が此方へお出でになった。それで、御承知の通り十月十日に最初御開帳されたんですが、其日が丁度観音詣りの初日で、今...
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御講話 (昭和十年十月十一日)

昨日は大変にお天気が良くて、御承知の通り今日はこの通り雨が降った。一日の引越しの時はお天気が良かった。二日に雨で、斯ういふ工合に観音様は、天気を自由にされてゐる事がよく判る。天気を自由にするといふ事は絶対力でなくては出来ないので、如何に絶対...
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御講話 (昭和十年十月六日)

かねてお話をしてをりました玉川の方へ、滞りなく一日に移転致しまして、今も会長さんの言はれた通り、十日に初めてのお祭りをする事になりました。之が昭和十年十月十日で、十十十で、之は大変意味があるんで、十十十と三つ重なると千になる。十が十で百、又...
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御講話 (昭和十年九月二十一日)

最近の講話会の晩はよく雨がふる。以前は斯ういふ事は殆んどなかった。之は大変面白い事で、だんだん信者が増えたんで、お天気ですと入り切れなくなるから、調節してくれるものと思ひます。それで雨だと丁度一杯になる。お天気だと一杯入り切れぬ。雨が降って...