世界救世教

明日の医術

霊層界と人間

霊界は、天国八衢地獄の三段階になってゐる事は、既に詳説した通りであるが、之が人間の運命と密接な関係が有る事を、爰に説かふとするのである。霊界に於ける三段階は大別しての事であって、細別すれば一段は六十に別れてゐるので合計百八十段になってゐる。...
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病気と霊 九、霊的病気の種々相

霊的病気に就て重なるものは右に説いたが右以外にも種々あるのである。死霊が憑依する場合、私の多くの経験によれば、成人者と健康者は憑き難いのである。故に、小児及び衰弱者に限って憑依するので洵に始末が悪いのである。そうして最も恐るべきは、小児が衰...
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病気と霊 八、聾耳及び便秘とヂフテリヤ

聾耳の原因は、霊的と体的とあるが、先づ霊的に就て説いてみよう。霊的に於ては、木龍の憑依である。曩に説いた如く、木龍とは、樹木の憑依霊であってそれが伐り倒された場合、その当事者の子孫に憑依するのである。此原因に因る聾耳は、最も治癒に困難である...
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病気と霊 七、眼病

眼病に霊的原因が相当あるものである。最も多いのは失明の原因が蛇の死霊の憑依による事である。之は如何なる訳かといふに、蛇を殺す場合、多くは、急所として頭脳を打ち或は押潰すのである。それが為、蛇の眼球も共に失明するからそれが憑依する以上盲目とな...
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病気と霊 六、カリヱス

カリヱスには脊髄カリヱスと肋骨カリヱスの二種あって、前者は、脊髄に毒素固結し、それが為、脊柱が彎曲するのであって、即ち傴僂(セムシ)となるのである。医療に於ては発病の場合、脊柱の彎曲を防ぐ為、胴体にギプスを嵌め、仰臥させ動く事を禁ずるのであ...
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病気と霊 五、胃癌

此病気も真症と擬似と両方ある。真症は霊的であるからそれを書いてみよう。此病気は胃部に固結が出来るのであって、初めは気のつかない位の小さなものが漸次膨大して終に拳大又はそれ以上に及ぶものさへある。そうして右の固結が胃又は幽門を圧迫するので食欲...
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病気と霊 四、小児麻痺

此病気は、真症の小児麻痺と擬似小児麻痺とあるが、医学ではその区別を知らず混同してゐるのである。真症小児麻痺は、その原因は霊的であってその殆んどは脳溢血で斃れた死霊が憑依するのである。従而、その症状は脳溢血的症状であって、言語不能、涎を垂らし...
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病気と霊 三、癲癇

癲癇は、精神病と同じく霊的ではあるが、唯だ異なる所は、癲癇の方は一時的発作的である事と、その症状が人により頗る多種多様である事である。そうして癲癇の方は其殆んどが動物霊ではなく人霊であって、稀にはそれに動物霊が、複数的に憑依してゐる事もある...
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病気と霊 二、精神病

精神病は全然霊的病気である。然し乍ら、発病の動機は、肉体的病気の誘引による事が多いのである。それは、精神病の最初の発生は、例外なく不眠が持続するにあるといふ事である。不眠の原因は、曩に説いた如く、右側延髄附近に溜結せる毒素が第一原因であって...
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病気と霊 一、肺結核

医学上、結核は黴菌の伝染に因る事は何人も疑を挿まぬまでに鉄則となり、常識となってゐる事である。然るに私の曰ふ所は、結核は黴菌による感染ではなく誤れる医療と、今爰に説かんとする霊的原因の二つによるといふ事である。そうして、結核発病に就て、或特...