御論文体系化計画

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全聾、半聾

聾は、中耳炎などの為に自然的に鼓膜が破れたのと、手術などで人為的に破ったのとあります。又其鼓膜の破れ具合によって、軽い重いがあります。然し鼓膜はなくとも相当に聞えるものであります。肩が凝ったり、首筋が凝ったりするのを治してゐる内に、今迄聞え...
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蓄膿症

鼻病で一番多いのは蓄膿症であります。蓄膿症は、鼻の孔が塞がる症状で、之には根原が二種あります。それは、鼻柱の両脇の場合と、眉間から両眼の間に膿が常に溜っては鼻孔から出ようとする。然るに膿が濃い為に出切れず、途中で固まるのであります。普通左右...
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眼病で共通すること

元来人間は上部即ち頭部、頸部、肩部附近に滞溜する毒素は主に後部でありますが、絶えず鼻耳口などから排泄されよふとしてゐる。それは後方には穴がないから、孔のある前の方へ流動するのであります。それの表れとして、眼を使ふ時は眼へ毒素が集溜され眼病に...
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嗜眠性脳炎、脳膜炎、脊髄膜炎

嗜眠性脳炎の原因としては、毒血ばかりでなく、膿も混ってをります。ですから、脳溢血とは全然違ふ。脊柱の頂部から三分の一辺に、大抵の人は多少膿が滲出してゐるもので、その酷いのが脊髄カリエスであります。脊柱を見ると、そういふ人は其個所が窪んでゐる...
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脳震盪

よく高所から墜ちたり、転んだりして脳震盪を起す事がありますが、脳震盪でも嘔吐さへなければ脳の内部は異常がないので、若し嘔吐が頻繁にあれば内出血した事になり、生命は覚束ないと見るべきであります。二、三回の嘔吐ならば内出血が少いので、生命の危険...
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脳溢血

脳溢血は男女共壮年から老年にかけてのもので、人も知る如く発病するや頭脳朦朧、呂律が廻らず、重いのになると目まで冒されるが、此病気は半身不随に決ってゐるのである。之にも非常に重い軽いがあって、重いのになると手や指の節々まで硬直して自由が利かな...
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眩暈

眩暈には二つの原因がある。一つは、右側後頸部延髄付近に毒素の溜結があってそれが眼球へ送流する血管を圧迫するのである。首の付根の太い筋にゴリゴリがある。之が頭脳への血液送流を妨げるのであります。即ち眼が物体を視るといふ事は、視神経の活動である...
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頭痛

頭痛には、全体的頭痛と偏頭痛と、前頭部頭痛と後頭部頭痛とがあります。右の外慢性頭痛、頭重、眩暈、朦朧感、圧迫感等の症状もある。原因は、頭脳の微熱、毒血に因る場合と脳貧血に因る場合と二通りあります。毒血に因る場合は熱く、脳貧血に因る場合は冷た...
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患者取扱

今晩から愈々個々の病気の事に就ての御話になります。其前に先づ最初、患者を扱ふ上に於て参考になる事をお話致しますが、医者の方では大体打診、聴診及び五指の圧診であります。聴診の方は音を聴く訳で大体肺病のラッセル(ゼーゼーした音)などを聴くには都...
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運動と疲労

運動は、如何なる病気でも、苦痛でない限りするほど良いのであります。空気は、無論、浄い空気を吸った方がよいのですが、今日の世間でいふ程、重大な影響はないのであります。埃を吸っても害は僅かで、何より肝腎なのは霊気であります。又よく疲労をやかまし...