著述編

光新聞

悲劇を滅する

此世の中に於て人間が最も厭ふのは悲劇であらう。悲劇を全然無くする事は不可能であるが、或程度軽減する事は敢て難事ではない。それに就ては先づ悲劇なるものの正体を検討してみよう。事実、悲劇なるもののその原因の殆んどが病患からである事は厳然たる事実...
光新聞

宗教は奇蹟なり

宗教と奇蹟は切っても切れない関係にある事は、昔から幾多の文献によっても明かである。もし奇蹟のない宗教でありとすれば、それは最早宗教とは言はれない。何となれば奇蹟は神が造るのであって、人間の力では一個の奇蹟も造られ得ないからである。故に奇蹟の...
光新聞

産制問題の別の観方

今日本が切実の問題として論議の的になっているものに産児制限問題がある。いうまでもなく此問題の動機は敗戦による国土狭隘になった結果として、八千万人口を養えるだけの食糧が二割乃至三割位が不足する。といってそれだけの不足分を補えるだけの国土を拡張...
光新聞

日本人の泣寝入癖

日本人程泣寝入りをする国民は、他の文化国に類を見ないそうである。然し之は無理もない、昔から泣く子と地頭に勝たれないと言われる通り今もその封建的遺産が残っている為である。一例を挙げれば新聞雑誌の中傷的記事で迷惑をしても、新聞屋に睨まれると又ど...
光新聞

瑞泉郷の梗概

現在、熱海の西南、梅園の奥数町の地点に約四万坪の土地を選び、地上天国の模型を造りつつあることは、既に発表した通りであるが、此地を開発するに従ひ、実に何万年前より神が準備されたといふ深い仕組が犇々(ヒシヒシ)と感ぜらるるのである。それは全体の...
光新聞

本教は神道か仏教か

標題の如き疑問に就てよく質かれるから、茲に説明してみるが、抑々観世音菩薩の御本体は、今は時期尚早の為深くは発表出来ないが、一流の神様には違ひないのである。茲で神と仏に就て説明するが、何千年前世が替った時があって、すべての神々は仏として化現さ...
光新聞

光新聞11~20号

■光新聞十一号 昭和二十四年五月三十一日・本教は神道か仏教か・瑞泉郷の梗概・日本人の泣寝入癖■光新聞十二号 昭和二十四年六月十一日・産制問題の別の観方・宗教は奇蹟なり・悲劇を滅する■光新聞十三号 昭和二十四年六月十八日・信仰は信用なり・寸言...
自観叢書

序文

知人須江孝雄氏は科学者にして又仏教研究家で、洵に異色あり透徹せる唯物史観を有してゐる人で、該博なる智性の下に宗教批判家でもあらう。当代稀に見る学者である。頃日、余の人物評及び余の事業の批判をしてみたいと申入れたので、余は快諾すると共に些かの...
光新聞

寸言

医者が患者に対していう言葉は実に徹底しない例えば「そうする事になっている」「そういわれている」「そうする事がいいとされている」「効果がある訳である」「学理上そうなる」-というように、決してそうすれば必ず治る、というような、断定的の言葉はない...
光新聞

五六七教教義

◇…無限絶対無始無終、宇宙の主宰神たる主の大神は、理想世界顕現の御目的を以て、各時代、各地域に聖物賢哲を出し、救世の経綸を行はせ給ふ事を信ず。◇…主の大神とは、泰西に於てはヱホバ、ゴット、ジュウス、ロゴス等々、中国に於ては天帝又は無極、亜細...