明日の医術

明日の医術

本療法は、観念療法に非ず

医薬以外の療法、例へば、信仰的、霊的療法によって、難病が治癒せられた事実を見て多くの批判者は、決り切って曰ふのである。それは、神仏に頼ってゐるといふ、患者の観念が、一種の安心を得させるから、それに依って治病されるのである、言はば、神経作用で...
明日の医術

科学の使命

人間が、科学の力に依って、機械の進歩は言はずもがな、有生物である植物の種子を改良したり、科学的肥料を与えて、増大又は増産させたり、花の色を思う儘、変化させたり果実を大きく生らせたりする事は、驚くべき進歩である。又、動物や家畜を改良したり、鶏...
明日の医術

科学で病気は防げる乎

現代医学とは、一言にして、之を言えば、凡ゆる疾患を、科学で治さうと、否、科学のみで治るものと信じて、熱心に、研究を続けてゐる学問である。そうして、其事を一般社会へ信じさせやうと、熱心に、努力しつゝあるものである。故に、一般世人は、科学的療法...
明日の医術

日本式医術

世界各国の人種は、それぞれの特色があって、日本人は日本人、支那人は支那人、西洋人は西洋人としての違ひさがあるのである。茲では、日本人と西洋人だけに関して、説明をしてみよう。本来、日本人は、霊が主で体が従であり、男が主で、女が従であるのである...
明日の医術

現代人の短命

現在日本人の平均寿命は、四十四歳であるといふ、元来、百二十歳迄生きらるべき、定命としては、余りに短命である。殆んど、天寿の三分の一しか、生きられない訳である。偶々七十八十迄生きる人は、長命として、大いに祝ふのであるが、斯様な人世へ対して人は...
明日の医術

明日の医術

本療病術は、実に、明日の医術である。現代に於ける、西洋医術や、漢方医術と対比して其治病力の絶大さは、到底比較にはならないのである。そうして現代医学は凡ゆる病原が殆んど不明で、風邪の原因すら今以て不明であるにみても、其大成は、前途遼遠である。...
明日の医術

序論 人類救済の根本

人類救済といふ言葉ほど、極めて大きく広い-又、温い響を与えるものは無いであらふ、昔から、人類救済の為に尽した聖者賢哲は、無数であって、其孰れもが多少の貢献と、相当の功績を遺した事は、否めない事実である。然乍ら今、私が言はんとする事程絶大な救...
明日の医術

明日の医術 第三篇

・世界の大転換 ・三国同盟の意義 ・夜と昼 ・善主悪従 ・霊界の転換 ・恐怖時代 ・霊的医術 ・外殻的文化 ・御神霊 ・八紘為宇の意義 ・大戦争と浄化作用 ・人間と動物との関係 ・日本人の優秀性 ・道徳の根源 ・霊波と霊衣 ・罪穢と病気 ・...
明日の医術

明日の医術 第一篇

・序論 ・人口問題 ・各国に於ける人口動態 ・人口増加率低減の問題 ・病気の真因 ・結核問題とその趨勢 ・肺結核 ・結核は絶対に感染しない ・結核と精神作用 ・肺結核治癒の過程 ・学説と現実 ・B・C・Gの注射に就て ・乳幼児の死亡率問題 ...
明日の医術

明日の医術

・序論 人類救済の根本 ・明日の医術 ・現代人の短命 ・日本式医術 ・科学で病気は防げる乎 ・科学の使命 ・本療法は、観念療法に非ず ・医療と観念 ・西洋医学の大誤謬 病気の本体 ・西洋医学の大誤謬 錯覚的治療 ・西洋医学の大誤謬 対症療法...