対談記

対談記

明主様と法大文学部長美術評論家谷川徹三氏との御対談(完) 支那陶器について

谷川氏 この前もありましたが、第五室のはいるとすぐ右手にあった越州窯の鶏頭壺は良い物ですね。今年も去年と同じ所に出てましたが、越州窯では天下の名品ですね。何時見ても良いです。明主様 それに大きいですから良いですね。谷川氏 大きくて強くて実に...
対談記

明主様と法大文学部長美術評論家谷川徹三氏との御対談(三) 茶器について

谷川氏 箱根美術館は今度は茶の方はなかったですが、茶碗もいろいろ拝見したいですね。明主様 茶道具だけはいじらなければ承知できませんからね。谷川氏 それに美術館のような明るい所では駄目ですね。特に井戸茶碗などは茶室の薄暗い所でなければ駄目です...
対談記

谷川徹三氏との御対談(二) 墨蹟、古筆について

谷川氏 墨蹟では茂古林と正澄のはよい物ですね。私は茂古林と清拙正澄、無学の三人が好きです。墨蹟は全部よいですが、この三人のが好きで、手に入れたいと思ってます。明主様 私のところに無学のは二つかあります。大燈のはどうですか。谷川氏 大燈のはよ...
対談記

明主様と法大文学部長美術評論家谷川徹三氏との御対談(二) 浮世絵について

谷川氏 今度保永堂版の五十三次がはいってましたが、銭形平次捕物帳の野村胡堂さんがあれと同じのよい版を持ってます。野村さんは広重蒐集では日本一でしょう。五十三次もいろいろありますが、保永堂の版が一番よいですね。明主様 広重の江戸八景はよいそう...
対談記

谷川徹三氏との御対談(一) 宗教と芸術について

小坂氏 こちらに参ります車の中で谷川先生が「この事業を宗教団体がやっているという事は新しい時代現象だ、今までの日本の歴史を通じて劃期的な事だ。これに対して国家的に理解を深めなければならない」ということを言われてましたが、われわれも賛成です。...
対談記

明主様と法大文学部長美術評論家谷川徹三氏との御対談(一)

四月二十六日、法大文学部長美術評論家谷川徹三氏が来訪され、明主様には御親しく御款談遊ばされました。この日谷川徹三氏は、四月二十一日開館された箱根美術館に立ち寄り、数々の美術品を鑑賞午後五時三十分碧雲荘に到着。待つ間もなく明主様には奥様御同伴...
対談記

書は人格を表現する -ある客との御対談より-

客 書は大分前からおやりになっていらっしゃるのですか。明主様 二十年位前からやってます。客 支那人の書は非常に剛健で線が太く細かい点にくよくよしない様でしっかりしてますが。明主様 支那で一番旨いのは王義之ですね。旨いものです。日本では弘法大...
対談記

竹内四郎氏外との御対談(二) 肥料迷信打破も急務

阿部執事 新聞でも自然栽培の面を取上げてみたら如何ですか。兎に角五年で五割増産することは確実なのですから、これが一般の農家に普及したら大変いいことと思いますがね。明主様 今度の報告の中でも反当り十三俵というのがありました。阿部執事 この方が...
対談記

竹内四郎氏外との御対談(二) 私は宗教は嫌い

明主様 私は大体宗教は嫌いなのですよ。小西氏 私はあなたのような教主にお目にかかったことがありませんね。外の宗教の教主にはよく会いましたが、大抵はコケおどしをやられたり、いきなり、「南無妙法蓮華経」と言われたりしてびっくりしたこともあります...
対談記

竹内四郎氏外との御対談(二) 医学の根本的革命

小坂氏 この「アメリカを救う」の表紙は大変な表紙ですね。阿部執事 店頭に置いてあっても、すぐ目につきますからね。小坂氏 これでは必ず目を惹きます。明主様 これはあっちの大統領はじめ有識者に全部配るつもりです。小坂氏 明主様、最近日本には不思...