明主様

年代不詳

共産主義の将来

近時、世界は固よりわが日本に於ても問題の中心は、共産主義運動であらう。事実共産党以外の人民は無気味な脅威を感じ、同運動の今後の推移に対し、重大なる関心を持っている事は、今更いふを要しない処である。政府に於ても、昨今急に周章て出し、各般の対策...
年代不詳

正直は辛い

よく吾々が医学に対し非難し過ぎると言って注意をする人があるが、恐らく之位おかしな話はあるまい。吾等は医学を非難する意図は些かもない。唯事実ありのまゝを書くだけである故に、反って嘘をかいた方が前述のような御注意を受けることはあるまいが、神様を...
年代不詳

人療法と神療法

現代医学を最も端的に言えば人療法であり、吾等の療法は神療法である。即ち人療法は物質を以て物質である肉体を治癒するを目的とし、神療法は霊を以て治すので、一方は眼に見える物を以て、眼に見える体を対象とし、一方は眼に見えぬ霊を以て、眼に見えぬ霊体...
年代不詳

無病運動を起せ

日本が欧米の文化を採入れてから、何々運動などといって、自分の可とする色々な運動を起すのは衆知の通りで、之等も世界人類や社会国家を憂ひて、よりよくしやうといふ考えからであるから、非難するやうな者は滅多にないが、今私の提唱しやうとするそれは、標...
年代不詳

神中心の世界

之は今更言う迄もないが、昔から人を救はうとする方法としては、宗教では経文、御説教を主としてをり、宗教以外としては倫理、道徳、教育等で、之は誰も知る通り、その何れもが文字と言葉だけで、昔はそうでもなかったが、今日はそれ以外殆んどないといってよ...
年代不詳

哀れなるものよ汝の名は文化人なり

此題を見た文化人は吃驚し、昂奮を禁じ得ないであらう。だがまあ落ついて次を読まれたい。私は印度の有名な故ラヴィンドロナート・タゴール翁の煉瓦の文明といふ、文明否定論の思想は有ってゐない事を断はっておく。否寧ろ文化をしてより発展する事を念願とす...
年代不詳

無題

私は、斯う思ふ事がある。今日迄、出現した大宗教家の事績をみる時、その人格に於ても、透徹せる神観、人生観、未来観は固より、道義の実践者とし予言者であり、愛と慈悲の権化ともいふべき、尊崇措く能はざる大神人である事は勿論であるが、惜しむらくは救世...
年代不詳

吾人類に告ぐ

私は、主神より人類救済の大使命を受け、救の力を授けられ、今や遍く神の愛を伝え、神の経綸を達成せんとするものである。三界は、今や正に大転換の秋(トキ)迫れり、キリストの最後の審判、釈尊の仏滅の二大予言は此事である。人々よ、速かに目覚めよ、そは...
年代不詳

御講話

どういふ形で祖先の罪は子孫へくるかといふと、多く脊髄へくる。御自分の犯した罪は外へくる。頭と脊髄へくる、之は何か、祖先から子孫へ流れる形は経である。祖先の霊線は頭へ来てゐる、目の上へくる。よく頭が重いといふが、之は祖先が霊界で苦しんでる証拠...
年代不詳

御講話

いふまでもなく此治療は、霊的治療といふもので、之だけを知っておくとよろしい。人間は霊と体で出来てゐる。霊といふものは人間の形をしてゐる故に、指なら指一本でも霊はある。死ぬと霊界といふ別の世界に行く事になる。生きてると肉体は現界にゐるが霊は霊...