御神書

栄光

霊科学

私は常に霊主体従という事を唱えているが、この事を全人類が知ったなら、茲に文明は一大飛躍となるであろう。処が現代人は霊の実在を信ぜず、只体のみを対象としている以上、言わば外表的間に合わせ文明であるから、如何に進歩したとて、相変らずの地獄世界で...
栄光

諦めを説かない宗教

今まで宗教という宗教は、残らずといいたい程その根本は諦める事の教えである。これを解剖してみると、諦めの根本は色々な苦しみに遭い乍ら解決する事が絶対不可能であるからで、せめて精神的なりともその苦しみから逃れたいという希望に応えてくれるものが、...
栄光

医学は迷信か

医学は迷信か否かに就いての最も分り易い説明をしてみよう。それは何かというと、外国は兎も角我国の現在に於ける治病法と名の附く悉くは、誰も知る如く医療と医療以外の多くの民間療法で祈祷、禁厭(マジナイ)、信仰療法等々あるが、これ等を総計したら恐...
栄光

寿命が延びた理由

近来人間の寿命が延びたといって、この原因を医学の進歩としているが、これは大変な誤りである事をかいてみよう。それは何かというと、漢方薬と西洋薬との関係にある。即ちこれまでの日本人が短命であったのは漢方薬使用の為であって、誰も知る通り漢方薬なる...
栄光

ジャーナリストと本教

今度私は救世教奇蹟集を出版するに当っては、先ず最初三大新聞に広告を出すべく依頼した。処が読売のみは早速掲載したが、朝日と毎日は三週間を経た今日、未だ出ない処を見ると広告輻輳(フクソウ)の為ではなく、他に理由がなくてはならないと思ったのである...
栄光

私に関したもの

以前も口や筆で注意した事があるが、私に関したものを粗末にしたり、理屈に外れたりすると、必ずお知らせがあるから注意しなくてはならない。左記のお蔭話を見ても分る如く、栄光紙を机の抽斗へ入れたという丈でも間違っている。それでは普通の新聞か文房具と...
栄光

医学の無力と浄霊の偉力

左の御蔭話を読むと、気の毒に思う程医学の無力が分る。そればかりか適確な診断がつかない為、医師も迷い患者も迷っている様はありあり分る。これが医学の進歩としたら、何をか言わんやである。もっとも診断が正確についても、治す事が出来なければ何にもなら...
栄光

生きてる宗教

宗教にも生きてる宗教と死んでる宗教とがあるといったら変に思うであろうが、それをこれからかいてみよう。生きてる宗教とは即ち実際生活に即したものを言うのであって、死んでる宗教とはその反対である。処が世間数ある宗教の中で実際生活にピッタリしている...
栄光

空洞は簡単に消す事が出来る

現在肺結核の重点は、何といっても空洞であろう。処が医療では如何なる方法を以てしてもこれを解消する事が出来ないので困り抜いているのが現状である。その結果患者は痛い思いをさせられ、手術による多額の金を遣わせられ、色々な苦しみを受けても全治しない...
栄光

評判と感情

この評判の善い悪いという事は、人間の運命に案外関係があるのは人の知る処である。世間よくアノ人は評判が好いから信用が出来るとか、悪いから気をつけろなどという事が、その人の運命に如何に影響するか分らない程であろう。勿論評判の好いに越した事はない...