現在肺結核の重点は、何といっても空洞であろう。処が医療では如何なる方法を以てしてもこれを解消する事が出来ないので困り抜いているのが現状である。その結果患者は痛い思いをさせられ、手術による多額の金を遣わせられ、色々な苦しみを受けても全治しないのであるから、全く名状し難い悲劇というより外はない。何となれば本教浄霊によれば、いとも簡単に短時日で空洞は跡形もなく消失するからである。故にこれだけの事実にみても医学界の大問題となるべきだが、左の御蔭話はこれによって歓喜幸福の境地となったのであるから、実に大きな救いである。
肺葉切除を勧められた結核全治す
(本文省略)
(栄光二百三十二号 昭和二十八年十月二十八日)