未発表御講話

未発表御講話

御講話 (昭和十年四月十七日)

西洋医学と日本医学とは、全然相反するものにして、其差は日の出づる国と日の沈む国との差ある程の相違である。日本と西洋とは、それ程の差があるのである。私の言葉と医者の言う事と、全然反対に行えば良いのである。真の健康体を欲するならば、一日一回お茶...
未発表御講話

御講話 (昭和十年四月十一日)

私は日本医学といふものを拵える事と、それから、宗教の本当の行り方、本当の考へ方そういふものを段々と発表してゆくつもりなんであります。で、何が人間は結構であるかといふと、先づ何より彼より第一番に健康である事は、いつもお話する事であります。仮令...
未発表御講話

御講話 (昭和十年四月五日)

天津金木は、天照大神様が押込められし為御身代りとして御作りになり伝えられたるものにして、之が判れば、森羅万象総ての事は皆判るのである。されど、今書物等によって是れを知ることは絶対出来ないのである。昔は口伝えにより伝えられ、稗田阿礼まで伝えら...
未発表御講話

御講話 (昭和十年四月四日)

観音様が布咀落迦山にお降り遊ばして、南海大士と申されて居られた時の事である。お釈迦様がお訪ね致して色々お聞きになり、初めて今迄知らなかった事、又悟れなかった事を承り、本当の悟りに入られたのである。此の時よりお釈迦様は、「顕真実」となられた。...
未発表御講話

御講話 (昭和十年二月十一日)

只今の東光男氏の講演は、実に面白う御座いました。余程老巧にならなければ出来ません。人を呑んでかからねば出来ません。今日は紀元節のお目出度い日であります。紀元二五九五年でありまして、西暦一九三五年とて、是れも五年となって居ります。今年から五六...
未発表御講話

御講話 (昭和十一年一月二十一日)

今度は少し重大なお話がありますから、そのつもりで、小便の出たい方は、途中で出ないやう今のうち行っておいて下さい。その前に二三、一寸断片的なお話をして、それから後で重大な話をする事にします。今大変、変な風邪が流行ってゐますが、之は山口県から流...
未発表御講話

御講話(昭和十一年一月一日)

今日は元旦で、初のお祭りでありまして、之から御挨拶でありますから、こゝから御挨拶致します。之に就て、今年は非常に重大な年廻りでありまして、世界からいふと、一千九百三十六年、日本で申しますと二五九六年で、猶太(ユダヤ)の年号でいひますと、五...
未発表御講話

御講話

本当の宗教からいふと、着物の上からしなくてはならぬ。あれ以来治療一方でしなくてはならぬ。どうしても行り方も更へて行かねばならぬ。今度初めて全然宗教やらない約束をしたから、治療一方でやらなくてはならぬ。従而弟子も治療一方でしなくてはならぬ。先...
未発表御講話

丸の内中央亭御講話

諸士は、大体講習の際、中島さんからいろいろお話を聞かれた事と思ふが、又私としていろいろ話したい事があるんで、成可解りやすくお話したいと思ふ。何分此治療というか、或は療術というか、今迄になかった事なんで分りにくいが、分ってしまえば何でもないが...
未発表御講話

江の島片瀬に於ける御講話

時局は風雲穏かならざるあり、今日のお天気もその雛型の如き気がする。こゝにお集りの方は病気の治った方、又は病気で困った人を救ひたいといふ気の大いにある方故、病気といふものには、此療法の治るといふ意味を根本的、徹底的に知っておかなくてはならぬの...