未発表御論文

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疥癬について

本教団に疥癬が盛んといふ批評があるが、之は色眼鏡で見るからである。大体、疥癬病は経験上地域的に流行するもので、之は医家もよく知ってゐる筈である。故に、その流行の地域にある本教の支部へは、自然、多数の患者が浄霊に来る訳である。それは、浄霊によ...
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迷信邪教について

世間、迷信邪教といふが、迷信邪教の一番はキリスト教である。キリスト在世時代を考へればよく判る。当時、迷信邪教と誤解されて、十字架にまでかゝられた事実が物語ってゐる。それが時の経過によって、迷信邪教の汚名は消え、今日の如く立派なものとなったの...
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言霊の偉力

よく病気の苦痛は勿論、諸々の苦痛に対して、祝詞または善言讃詞によって、偉効を奏することがある。これに就いて不思議に思うのであるが、これは立派な理由があるから書いてみよう。これこそ言霊の偉力であって、それは霊界に於ては、大言霊界、即ち七十五声...
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言霊について

彼の聖書に、「太初に言葉あり、万物これによって作らる」ということがあるが、これは言霊の活動をいったものである。それについて言霊の根本義からかいてみるが、言霊は勿論人間の音声と舌、唇、顎の活動によって構成発射するものであるが、それを発する根本...
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神の審判は文化的である

今度の事件で私は、四十七日間の拘留を受け、殆んど毎日のように調査訊問を受け、一つの取調べに実に大変な手数のかかるには、初めての私はたゞたゞ驚愕のあまり、むしろ呆然としたのである。先づ、私と金久平を逮捕する為に、八十人の武装警官が動員され数時...
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吉屋信子女史と語る

日ごろ、婦人公論から、私の面会記事を書きたいとの申込みがあったが、大抵な雑誌は断っている。私も同誌の歴史や信用を考え応諾したのである。ところが、訪問記者というのは吉屋信子女史とのこと、些か興味も加わり、楽しんで待っていたところが、約束の日の...
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真の医術

よく吾々が医学に対し非難しすぎると云って注意をする人があるが、吾等は決して医学を非難しようとする意図は毫もない。唯何物にも捉はれず、独自の見地からの研究によって得たる説を発表するのである。然しその説たるや、飽迄事実に即しているのである。そう...
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舌に代えて

私はメシヤ教々主岡田茂吉であります。実は皆さんに直接お話したいのでありますが、そういう訳に参らないので、残念乍ら原稿にして読ませますから、其御心算で聴いて貰ひたいのであります。抑々メシヤ教は、名前は宗教ではあるが、本当から言へば全面的に宗教...
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邪神というもの

世の中の一般の人は神といえば只有難いもの、人間以上の尊いものと思い込んで一途に礼拝し崇めているが、斯ういう人達に知らせたい事は、単に神といっても彼の本居宣長の曰われた通り狐、狸、天狗、龍神等もあり、寧ろ邪神の方が多い位であり、其の証拠には世...
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私とサタンとの闘争史

私が御神業開始以来、之迄数へ切れない程悪との闘争をして来た。といふのは、何しろ邪神界にとっては、私程恐ろしい者はないので、何とかして私を亡ぼそうとして心を砕いてゐる。といふのは私が有ってゐる神力である。彼等は長い間神は此世にないものと思はせ...