著述編

自観叢書

序文

吾人はいつも新聞記事を見る時、名士の死及び黒枠広告をみて実に惜いと思ふのである。特に非常時の今日-軍人併も将官級の人で、五十歳位の人の死は全く惜いと思ふのである。何故なれば此人達が本療法を知れば、必ず病気全治して死ななくて済むからである。又...
自観叢書

自観叢書

□自観叢書第一篇 結核と神霊療法 ・序文 ・結核は治る ・感冒と肺炎 ・結核の原因 ・結論 ・結核と神霊科学 □自観叢書第二篇 無肥料栽培法 ・序文 ・無肥料栽培 ・無肥栽培の報告を読んで □自観叢書第三篇 霊界叢談 ・序文 ・霊界の存在 ...
大日本健康協会

誤診誤療の実例(一) 惜しいと思ふ事

吾人はいつも新聞記事を見る時、名士の死及び黒枠広告をみて実に惜いと思ふのである。特に非常時の今日-軍人併も将官級の人で、五十歳位の人の死は全く惜いと思ふのである。何故なれば此人達が本療法を知れば、必ず病気全治して死ななくて済むからである。又...
大日本健康協会

誤診誤療の実例(一) 早期胃癌の誤診

○○区区会議長兼府会議長○○○氏 五十四歳此患者は、最初軽微の消化不良で、念の為診断を受けておかんと○大に赴いたのである。其時の診断によれば、胃癌の初期であるから、今手術をすれば絶対に治癒する。今が最も切り頃であると、口を極めて、手術を勧め...
大日本健康協会

誤診誤療の実例(一)

西洋医学の大誤謬は、凡ゆる方面から、其理論と実證を示してゐるので、読者は大体、知諒したであらふが、尚今日迄、私の手許に集まってゐる-多数の実例の中から摘出して、発表する事にする。然し、神ならぬ身の人間が行る事であるから、誤りが無い訳にはゆか...
大日本健康協会

此事実を如何に見るか

仁斎先生創建にかかはる「新日本医術」の卓越せる治病実績は、経験者でなくては、実に信ずべからざる程のものである。現在迄の凡ゆる方法と比較して十対一か、百対一か量る事が出来得ないであらふ事である。此治療法が社会へ知識さるゝに従って、歴史以来の一...
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結核撲滅の大方策と健康日本の建設 霊的療法の不可

抑々我療病法は、今日迄の凡ゆる療病法と異り-霊に偏せず-体に偏せずして、霊を治し-又-体を治す療法であって、全く古今に絶してゐる療法である。茲に、従来の療法たる霊的及び体的療法に就て解説してみよう。先づ霊的療法とは、或種の宗教--祈祷者--...
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結核撲滅の大方策と健康日本の建設 神経作用といふ事

吾人が、いつも多くの患者の口から聞く、医師の言葉に甚だ当を得ない点がある。それは斯うである『貴方の病気は神経である。痛みも、不快も、恐怖も悉く神経作用であるから、神経さえ起さなければ治るのである』と曰ふのである。之は、一寸聞くと尤もなやうで...
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結核撲滅の大方策と健康日本の建設 体内殺菌の根本的研究

西洋医学に於ける、病気の原因は其殆んどが黴菌作用であるとしてゐる。故に病気を治す事は、体内に活躍してゐる黴菌を殺滅する事であり-又-病気に罹らないといふ事は、病菌に侵されない事、若くは侵されても発病しないといふ事である。然るに対内に繁殖し、...
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結核撲滅の大方策と健康日本の建設

東京市衛生課が、去る昭和九年から二ケ年に亘って大々的調査を行った。其結果によると東京市内の小学生七十二万に対し、結核感染児童は実に二十七万人、三十八パーセントに当るといふ事である。之を知って誰か驚かない者があらふ乎。さうして何故に斯くも恐る...