著述編

天国の福音

肋膜及び腹膜炎

肋膜炎は医学上三種に分けられてゐる。即ち湿性及び化膿性及び乾性である。湿性は肺臓を包囲せる膜と膜との間に間隙を生じ、水即ち尿が溜るのであり、化膿性は膿が溜るか又は溜尿が時日を経て膿化せるものをいふのである。乾性は肺膜に間隙を生ずるも、液体集...
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腎臓及び糖尿病

腎臓病は急性と慢性とあり、前者は稀で一般に謂ふ腎臓病は殆んどその後者である。急性は高熱及激烈なる腰痛を伴ひ動くさへ不可能であるが、之は頗る治癒し易いのである。それに引換へ慢性は、医療では治癒に時日を要するよりも殆んど不治とされてゐるが、本医...
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胃疾患

日本人に最も多い病気として胃疾患がある。此病気は周知の通り種々の症状があるが、最初は殆んど軽症であるに係はらず、療法や摂生(セッセイ)の誤謬の為漸次慢性となり、一進一退の経過を辿りつつ終に重症にしてしまふといふのが大部分である。最初は消化不...
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扁桃腺炎及び盲腸炎の手術

近来最も多い病気に扁桃腺炎がある。此病気は大抵の人は経験してゐるであらう。医学に於ては扁桃腺なる機能は未だ判ってゐないのである。何となれば不用として手術によって除去するからである。考へてもみるがいい。人体に不必要なるものを造物主が造る筈がな...
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病患と医学の誤謬

現代医学に於ける誤診並びに治療の無能なる事は、医家と雖もよく認識してゐる筈である。内科的病患が診断と解剖との相違の大学に於ける統計のあまりに多い事は世人は知らないであらう。又西洋医学の治病成績の統計を作ったなら想像もつかない程の不成績に驚く...
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既存療法

茲で既存療法の重なるものに就て一通り説明する。凡有(アラユ)る既存療法が浄化作用停止である事は読者が充分諒解された事と思ふ。然し今一層徹底的に説いてみよう。私が幾多の経験上最も恐るべきは彼の六百六号(サルバルサン)の注射である。之は周知の如...
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冷へと便秘

冷への原因は局部的発熱に因る悪寒又は局部的毒結による血液不循環の為である。多くは腰、下腹部、脚部、足の甲及び指先等で、特に婦人に多いが、之等は毒結を解除すれば解熱及血液が循環するから簡単に治癒するのである。便秘は非常に多い症状で、且つ長期に...
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咳嗽および逆上と耳鳴

咳嗽は曩に詳説したが、尚二三補遺する事がある。咳嗽発生の原因は実に身体凡ゆる局部からであって、医学で謂ふが如き咽喉とする事は問題にならない錯誤である。意外と思ふのは頭脳、顔面、歯齦、手足の指、特に股間陰部等にある固結毒素を溶解施術するや、間...
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憂欝症及び麻痺

憂欝症の原因として最も多いのは頸部及び肩の凝りである。殊に面白いのは嬰幼児の場合である。之は常に機嫌悪く憤(ムズ)かるが、医学では全然判らない。よく虫気の為などといひ虫下しや禁厭(マジナイ)などを行ふが、之等は迷信にすぎないのである。私...
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眩暈及び不眠

眩暈(メマイ)も多い病気であるが、医学では不明とされてゐる。然し、其原因は頗る簡単である。原因として最も多いのは、右側延髄部に固結があり、それが眼球へ送血する血管を圧迫する為で、その圧迫が波状的の故を以て視神経が動揺するのである。次は高熱の...