明主様とダヴィット女史 ジャーナリスト会見記

美術館三階の日本間に於ける

既報栄光第一七三号に所載されまして皆様御存知のマドレーヌ・ダヴィット女史はフランス、パリー・セルニスキー博物館の副館長をつとめ、東洋美術の権威者であり、更に日本美術研究の為来朝、去る八月二十二日外務省田付タツ子女史、報知新聞社取締役社長竹内四郎氏、同編輯局長森村正平氏、読売新聞社々会部渡辺昌司氏等と共に、箱根美術館を参観、非常な感銘をうけ、更に美術館三階の日本間に於て明主様御引見、忽ちにして座談の花が咲いた。其間一時間半に及んだ其時の模様を速記によっておしらせ申し上げます。

(昭和二十七年十月二十五日)