著述編

対談記

或客との対談 (救世六十五号)

客「聞くところによれば、貴教は大分穏かならぬ予言をなさったとの事だが、事実であるか、それを伺いたい」私「へー、それは如何いう予言ですか」客「何月何日以後は疫病が流行り、貴教の信者のみ助かるとか、又何月何日以後には恐ろしい天災地変が起って死者...
対談記

本紙一年を記念して 自観教主感懐を語る 聖堂近く竣工

国際親善にも一役(問)ただ今熱海瑞雲郷に建設中の本教の聖堂はいつ竣工しますか(答)当初の規模より壮大になったので、予定よりやゝ遅れ、本年一ぱいかかるかもしれない。だが、その竣工の暁は東洋に類例のない一大景観を呈するとともに、壮麗極まりないも...
対談記

本紙一年を記念して 自観教主感懐を語る 可能な世界平和

キリスト教と呼応する(問)世界平和が宗教の力で実現可能ですか(答)絶対可能と信じている。前にも述べた通り、西洋にキリストあり、東洋にメシヤあり。この二大勢力が東西相呼応して平和のために全信徒が、真面目にたたかってゆくなら必ず永遠の平和が齎ら...
対談記

本紙一年を記念して 自観教主感懐を語る 神の力顕現

宇宙に加護の時来る(問)メシヤ(救世主)はイエス・キリストにも冠されているが、それとはどんな関係がありますか(答)西洋では一応キリストをメシヤと称しているが、まだしっかりした定義のもとに謂っているわけではない。救世主といっても、真にその目的...
対談記

本紙一年を記念して 自観教主感懐を語る 湧出す情熱

邪心なき神への仕へ(問)『光』から『救世』への一年間毎週、あれだけの論旨を全うされたことは神技以上だと思いますが、お疲れではありませんか(答)泉のごとく湧き出で、未だ筆力衰えずだ。いや、こんご、時に応じ、機に乗じ、多々益々、弁ずるだろう。自...
対談記

本紙一年を記念して 人類幸福の道拓けん 自観教主感懐を語る

(問)本教の機関紙『光』を発刊して一周年を迎えるに先だって新な使命のもとに改題『救世』となって意義深い一周年をこゝに迎えました。この一年間を通して『光』から『救世』への変転がありましたが、それ以上にずい分数多い感懐があったと思いますが、それ...
対談記

人類の救済と世界平和に貢献 世界救世教誕生の意義と使命

自観教主開教の心境を語る今回、宗教法人日本観音教団及び日本五六七教は発展的解散をなし、広遠な理想の下、世界救世教が宗教法人として新発足、こゝに本教はさらに新しい歴史の首途に立つことになった。想えば昭和廿二年八月、信教自由の旗の下呱々の声をあ...
対談記

某医博との対談

最近の某日、東京都内で開業してゐる懇意な某医博との対談をかいてみよう医「此間、医師会で会合の際、談偶々貴教の事に及んだが其際、異口同音に貴教の医学反対の説が話題に上り、なかなか論議が喧しく、全体の空気は良くなかったから、今後貴教に於ても医学...
対談記

或日の対談 (光新聞四十六号)

最近の事であるが、客は宗教関係の責任の地位にある人である客「世間では、観音教団は随分金が儲かるといわれるが之はどういう訳であるか、此の点を伺いたい」私「よくそういう話を聞くのであるが、宗教も金がなくては思うように人を救う事は出来ない。一殿堂...
対談記

新春熱海炉辺談 神の道に精進を

策動に乗らず進め記者「ことしの景気はどうなりますか」大先生「まだまだ、日本の財政はやりくり算段だから楽にはならない。だがこれ迄物価が賃銀をリードしていたが、漸次その均衡が保たれてきそうだからかつてのようなひどいインフレはもう来ないと思う。現...