著述編

光明世界

大光明世界の実相(五) 高天原の所在地

世にタカマガハラ、と言ひますが、あれは間違ってをります。高天(タカアマ)と書いてあるんで、天と言ふ字をマガと言ふ事はない。天(アマ)の岩戸と言ふ様にアメとかアマとか読むのであります。何時の頃からか、マガと読んだのは邪神が、自分に都合のいいや...
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大光明世界の実相(五) 聖王母

昔から三千年の桃の実といふ事がありますが、その謂はれに就てお話致しませう。アノ謡曲にある「西王母(セイオウボ)」あれは詰りその事になるのであります。「聖王母の園としいふは仏説の胎蔵界の謎にぞありける」「黄錦(コウキン)の御衣(ギョイ)の...
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大光明世界の建設(四) 浄財と不浄財

それは、名前など一切言へませんけれども或宗教の非常な、熱心な信者がありました。その信者が、神様の事に就て、結構な御用をしたんでありますが、その人は、家賃を何年も払はずにゐるんであります。ツマリ、払ふべきを払はないで御用をしたのであります。で...
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大光明世界の建設(四) 世界統一の中心

今迄吾々は、日本が世界を統一すると言ひ、又、それを信じてきました。何故であるかと言ひますと、日本は世界の中心であるといふ事であります。所が、世界は日本を称して、極東の国と言ってをります。極東といふと端っこと言ふ意味になります。その端っこが世...
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大光明世界の建設(四) 観音様と阿弥陀様

満洲に於ては紅卍(コウマンジ)といふのがあります。紅卍とは紅い卍であります。又独逸のナチスは赤い旗に白く丸があり、其中へ黒 (マンジ)(ギャクマンジ)になってをります。観音会は金 (マンジ)(ギャクマンジ)であります。観音様は...
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大光明世界の建設(四) 本地垂迹説

(昭和十年一月十一日仮本部に於て御講話)観音様は、日本の仏様と言ふ事は、日本より出でました神様の化身であらせられ、祝詞にもあります伊都能売之大神様であります。釈迦時代、印度へお渡りになって、補陀落山(ホダラカザン)といふ山へ、御宮を建て...
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大光明世界の建設 最後の審判

観音力即ち「東方の光」は、今後、月日の経つに従って、之が段々、拡がって行くのであります。そうなりますと、人為的でなく、自然的に世の中が、変って行くのであります。それは、あらゆる方面に渉って、間違った事や、悪に属する事が、やれなくなって来るん...
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大光明世界の建設 本然の道

観音様を信仰すれば、病貧争が無くなる斗(バカリ)でなしに、未(マ)だまだ重大な御蔭があるのであります。それは何かと云ふと人間としての「真の道」が判るのであります。あらゆる階級--あらゆる職業、凡ての老若男女は、各々天から定められた「本然の...
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大光明世界の建設 光の活動

(昭和十年一月十一日本部に於て御講話)私が書いた、御神体は、観音様が直接に、お拵(コシラ)えになられると、言ってもいいのでありますから、此の御神体の強い光に遇へば、一家の暗黒即ち曇は、どんどん解けて、明るくなるんで、実に簡単なんであります。...
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大光明世界の建設 御霊光

之から愈々此の観音会を機関とされて、観音様が観音力を揮はれるといふ事は、実に開闢以来無い事であって、人間では想像もつかぬ事で、之を成程と思ふ所まで話すのは、実に難しい事なんで初めて聞く人は不思議過ぎて迚(トテ)も本当に出来ぬ事が多いのであり...