救世

救世

救世教の名に就て

メシヤに就て、出版部客員松井誠勲氏が該博なる蘊蓄の下に次号に詳細解説される事は喜びに堪えないのである。無論読者もメシヤの起源を知りたいと渇望してゐるに違いないからである。勿論私と雖も右によって初めて知った位であるが、そのようなアヤフヤな考え...
救世

善を鼓吹する新聞

今日、凡ゆる新聞雑誌をみる時、周知の如く悪に属する記事が余りに多すぎる。曰く、強盗、殺人、窃盗、詐欺、闇取引、横流し、隠匿、密輸や、自殺、心中、姦通等々、殆んど数え切れない程である。もし、日本以外の国にいて、之だけ見たとしたら、日本位恐ろし...
救世

おかげ批判 “固め療法”は一時的

無信仰者にも示される威力(本文省略)批判のお言葉右の如く何に無信仰者でも事実の前には頭を下げざるを得ない好い実例である。以前馬に頭を噛まれて化膿を止める為にペニシリン注射と氷冷によって固った場所が再び痛んだといふ事は固め療法が如何に一時的で...
救世

おかげ批判 台湾坊主治る

浄霊の威力示す実例(本文省略)批判のお言葉若い女性で台湾坊主になったその苦痛は如何ばかりであろうか、察するにあまりある。それを治そうとして凡ゆる療法を講じたが更に効果がない事実をみても、医療の如何に無力であるかがよく判るのである。それに引換...
救世

おかげ批判 浄霊と医療の優劣現る

注射や電気療法で悪化 浄霊で顔面神経麻痺が治る(本文省略)批判のお言葉此患者の顔面神経麻痺の際医師は一ケ月位で治るといい毎日注射電気治療にも拘はらず益々悪化し、三、四十日後は喫煙も、茶漬の飯も困難となり睡眠も眼を開いたままというようになり、...
救世

辛いものを避ける

よく医学では唐辛子や辛子、ワサビの類を病気に悪いとして止めるが、之は実に滑稽である。勿論之等も味覚を助け胃の活動を促すに非常に必要なもので、その為神様が造られたものである。例えば、刺身一つ食ふにも山葵(ワサビ)がなければ、如何に不味いかで...
救世

輸血

最近、千葉医大田坂定孝博士が輸血代用として乾燥血漿療法を発見したという事で、非常に価値あるように新聞に伝へられていたが、以前アメリカに於ても同様の発見があって、輸血医学上、此乾燥血漿は第二次世界大戦には実用化されて盛んに使用されたとの事であ...
救世

医者の遁辞

医師がいくら骨折っても、予期の効果が表はれない場合、決って言ふ言葉は「あなたの病気の治らないのは体質の為である」とか「千人に一人又は万人に一人しかない珍らしい病気」などというのである。成程そういふ患者も稀にはあるであろうが、そういう話をあま...
救世

霊的には無解決 「脳外科療法に革命」に就て 二十世紀医学の誤謬

昭和廿四年十二月廿六日中部日本新聞所載「脳外科療法に革命」頭を切らず精神病を治す米国から名大へ論文「中略、米国脳外科学界の権威であるテンプル大学教授E・A・スピーゲル博士からの書信によれば、精神病やてんかん身体の脳神経障害から起る不随意運動...
救世

欲張ったヨクのない人

今茲にかく、ヨクナイ人間というのは善くない人間の事ではない、欲ない人間の事であるというと一寸変に思うであろうが、以下の説明によって誰しも成程と思うであろう。熟々今日の社会をみると、欲張りの人間は山程あるが、実をいうとそれ等は悉く欲のない人間...