明日の医術 一三、リョウマチス 此病気も相当に多いのであるが、之も勿論、浄化作用によって、手足の関節に毒素が集溜し、紅く腫脹するのである。最盛期は実に激烈な痛みで、其際些かでも手足を動かすか、或は物が触れると飛上る程痛むので、医療に於ては、ギブスを以て患部を動かぬやう物に... 2020.09.13 明日の医術
明日の医術 一二、肝臓及び黄疸と結石 肝臓病に就て説いてみよう。医療に於て、肝臓病と名付けるものは、大抵は肝臓は異常はないのである。それは肝臓の外部に溜結した毒素が肝臓を圧迫するので、之が其部の痛苦又は黄疸等を起すのである。医師の診断に於て、よく肝臓が腫れてゐるといふが、実は、... 2020.09.13 明日の医術
明日の医術 一一、歯槽膿漏及顔面麻痺 近来、多い病気として歯槽膿漏がある。之も医学では未だ原因不明とされてゐるが、私の研究によれば、根本は腎臓からである。腎臓から発生した尿毒が肩部に集溜し、尚進んで頸部淋巴腺附近に移行する。それが浄化作用によって、歯齦(ハグキ)から滲出排泄さ... 2020.09.13 明日の医術
明日の医術 一○、耳鼻疾患 耳の病気としては、中耳炎、耳鳴、耳垂、聾耳等であらう。中耳炎は曩に説いたから省くが、耳鳴は医学上原因不明で、治療の方法は無いとされてゐるが、本療法では、如何なる耳鳴も必ず治癒したのである。そうして、原因としては、内耳又は内耳に近い頭脳部、顳... 2020.09.13 明日の医術
明日の医術 九、眼病 茲で、眼病に就ての医学の誤謬を説いてみよう。最も多いとされてゐるトラホーム及び濾胞性結膜炎を採り上げてみよう。之は人も知る如く眼球に異状はなく、眼瞼の裏に発疹が出来るので、トラホームは上瞼、濾胞性結膜炎は下瞼が主である。医学に於てはトラホー... 2020.09.13 明日の医術
明日の医術 八、近眼 曩に統計に示した如く、近来、日本人に最も多い病気として近眼がある。医学に於ては絶対不治であるとし、止むなく眼鏡によって補はうとしてゐる。然し、眼鏡使用は非常に悪いのであって、眼鏡をかけ始めれば、近眼の度が増々進むといふ事実は人のよく知る処で... 2020.09.13 明日の医術
明日の医術 七、脳疾患 近代人に特有の脳に関係ある疾患を説いてみよう。今日最も多いのは、何といっても脳神経衰弱であらう。症状としては、頭痛、眩暈、圧迫感、朦朧感、焦燥感、憂欝症、不眠症等である。右の中最も多いのは慢性頭痛であるが、之は何が原因かといふと、最初、感冒... 2020.09.13 明日の医術未分類
明日の医術 六、心臓病及び高血圧 心臓病は、医学上大体狭心症、弁膜症、肥大症等に別けられてゐる。狭心症は、発作的に突如として、胸部一面激烈な痛みと圧縮感、呼吸切迫等、その苦痛は名状すべからざる程で、寔に恐るべき病気である。重症は一回の狭心症によって生命を落す事さへあるが、大... 2020.09.13 明日の医術
明日の医術 五、喘息 医学上、原因不明で、治癒不可能とされてゐる病気に喘息がある。之も日本人に頗る多い病気であるから、詳説してみよう。喘息は、医学に於ては二種に分けられてゐる。即ち心臓性喘息と気管支性喘息とである。即ち、前者は発作的であって、発作の起るや激しい呼... 2020.09.13 明日の医術
明日の医術 四、肋膜炎及び腹膜炎 肋膜炎及び腹膜炎も相当多い病気である。先づ肋膜炎から説いてみよう。此病気は医学では三種に別けられてゐる。湿性肋膜炎、化膿性肋膜炎、乾性肋膜炎である。元来肋膜炎は、肺臓を包んでゐる膜と膜との間隙に空虚が出来、そこへ水即ち尿が溜るのを湿性肋膜炎... 2020.09.13 明日の医術