御光話録

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御 光 話 録 第十二号

六月三日“礼拝及び祝詞奏上に就て、一、霊的の病人に天津祝詞を上げてよいと承りましたが、祭事の際、御神体にも天津祝詞を奏上して宜しいでせうか。“よござんすよ、祝詞を上げて。それから拍手を打ってもいゝけど、もっと静かに打ちなさい、あるかないか位...
御光話録

御 光 話 録 第十一号

“『大本教の「松の世」、天理教の「甘露台の世」、日蓮の「義農の世」等はすべて「地上天国」を指すのである』との御言葉でございますが、その一々の字義について御教示を御願ひ申し上げます。“大本教は世の中を松竹梅で説明するんです。そして今迄は竹の世...
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御 光 話 録 第十号

五月三日“仲人を致します場合、結婚する二人に対し責任を持てない事がありますが、かゝる際にはどの様に致すべきでせうか。“常識的にやればいゝですよ。十分に責任を持てない様だったらよせばいゝし、責任を持てそうだったらやればいゝでせう。“昔から、仲...
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御 光 話 録 第九号

“入信しても邪神の虜(トリコ)となり、又熱心な信者でも邪神に引かれる傾向がある様に存じますが、この様な所での教導師の心得に就て御教示を御願ひ申し上げます。“これはね、邪神に負けるとか、引かれるとかいふこの人の心が間違っているんです。邪神かど...
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御 光 話 録 第八号

“教導所の発展しない理由を御伺ひ申し上げます。“どっか脱線してるからですよ。要するに軌道が外れてるんです。一番の原因は、なにが多いですね、あの小乗的信仰の場合が。こういふのは発展しないですよ。どうしても大乗でなくちゃいけないですね。発展って...
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御 光 話 録 第七号

御歌あゝ時は迫り来にけり待ち佗びし弥勒の御代はほの見え初めぬ弥勒の世見え初むるとも心せよ曲(マガ)は隙なく狙ひつめ居りキリストにサタン釈迦に提婆(ダイバ)あり我にもありぬもろもろの曲曲神は如何に障るもをそれまじ我には無限の神力ありせば...
御光話録

御 光 話 録 第六号

“霊界は想念の世界との事ですが、霊界ではどんな方法で意志の疎通を致すのでせうか。又、言葉はないでせうか。“言葉は全然ない事はないが、極く少くて、大抵の場合は眼がその役目をします。「眼も口程に物を言ふ」って言ってね、若い男女の意志交換にはよく...
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御 光 話 録 第五号

三月八日(火)“民族の平均年齢に就て、日本人 三五歳、米国人 五十歳、未開人 二○歳、と発表されて居りますが、文化民族の方が高齢なのは何故でせうか。“之は昔の統計だな。今は日本人は四七歳、米国では六十歳位でせう。これはね、頭を使ふからです。...
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御 光 話 録 第四号

立 春 の 御 歌きびしかりし冬の寒さにとばりしていと大らかに春は来にけり寒桜早や散り初めてあたゝかき湯の町熱海に春は立ちけり白梅の梢にあたる日先(ヒサキ)にもそれと知られて春立ちそめぬ永かりし冬の寒さも春立ちて花咲き百鳥歌ふ時来ぬ冬過ぎて...
御光話録

御 光 話 録 第三号

一月八日(土)“御伺ひの仕方に就て、イ、不明の点を御伺ひする程度に致すべきでせうか。ロ、私共の卑見を申し述べさせて頂く事は差支へないでせうか。此の場合往々失礼に亙る怖れがありますので、言葉を慎しみますと尚更気持を申し上げにくゝなりますが、此...