世界救世教、岡田茂吉、御神書、御論文、明主様

観音運動

大光明世界の建設 明の世界

以上説くところに寄って観ても、今日までは-夜の世界であったのである。夜の宗教であり夜の文明であった。星の夜であり、月の夜であった。波瀾重畳-興亡無常(ツネナ)き世界史は、月の盈虧(ミチカケ)の状-其儘であるに見ても明である。夜が明けて、太陽...
観音運動

大光明世界の建設 東京が中心

前項に述べた日本が中心である。といふ事に就て、疑ふ人があるかも知れない、それは第一日本は世界の極東になるではないかと、夫に就て説明してみる。例えてみれば、富士山の頂をみればいい、飛行機に乗って、富士山の上から見下せば、頂は真中になってゐる ...
観音運動

大光明世界の建設 大宗教の発祥地点

我観音会は、日本の中心たる、東京の又中心たる麹町区の中央、半蔵門に、昭和十年一月一日生れたのである。此所は、一天万乗の大君の坐(オワ)す、皇居から指呼の間で、本当の意味の御膝元である。これは重大なる意味の存(ソン)ずる事である。日本が世界を...
観音運動

大光明世界の建設 世界統一

我日本が、将来世界を統治すべき使命のある事は、如何なる点から観ても肯定し得らるるのであるが、その最も特質とすべきものは万世一系にして、金甌(キンオウ)無欠の皇室を戴く事であり、又、東西両文化を遺憾なく吸収して、綜合調和する、不思議な国民性で...
観音運動

大光明世界の建設 東方の光

仏教では、娑婆即寂光之浄土と言ふ、此寂光と謂ふ事を有難がってゐるが、之は大に間違ってゐる。何故なれば、寂光とは寂しい光りである。それは、月の光りを指したのである。斯一事を以てみても、仏教時代は夜の世界であった事が判る。故に、陽光の浄土とか、...
観音運動

大光明世界の建設 三位一体

此意味は、今日迄、真実が明かされてゐなかった。之は、時期未だ尚早だからで、実は観音運動の目標たる、大光明世界の実現を言ったのである。先づ、判り易く説いてみやふ。東洋と西洋と、日本との、融和結合が、世界的三位一体であり、猶太文化が生んだ西洋精...
観音運動

大光明世界の建設 ミロクの真相

前項に述べた如く、阿弥陀が月の弥勒であって、月光菩薩とも謂はれ、釈迦は土の弥勒である。此二大尊者が、其仏法を基本としての、伊都能売大神より委任せられたる、救世的活動は、已に終りを告げてゐる事である。釈尊が、仏滅の世を予言せられた事は、今日に...
観音運動

大光明世界の建設 三尊の弥陀

古来、三尊の弥陀と謂ひ、三弥勒と言ひ三位一体と言ふ言葉がある。之は、仏的に謂へば観音、阿弥陀、釈迦の三尊者であって判り易く説明する上に、諸種の事物に当て嵌めて、左の如く、分類してみる。五、日本、日、火、璽(シ)、十、自由、無碍、真、合一、観...
観音運動

大光明世界の建設 観世音菩薩の御本体

今日迄、観世音菩薩のみは、全く御秘仏とされて、御本体は誰も識らなかったといふ事は、寔に不思議な訳である。随而、多くの仏者は、菩薩の名に迷って、阿弥陀如来や、釈迦如来よりも、下位と思ひ、中には又、阿弥陀が本体であって、観音は阿弥陀の化身などと...
観音運動

大光明世界の建設 病貧争絶無の世界

病貧争絶無の世界などと言へば、それは、理想であって、到底実現し得らるるものではないと世人は謂ふに決まってゐる。然るに、我運動は、その可能を確信して憚らないのである。然らば、病貧争を絶無ならしむる、その根本は、何であるかと謂へば、それは、何と...