岡田茂吉

栄光

阿呆文学(二) 真理は簡単だ

真理なんかっていうと、恐ろしく七難しいように思い、額に八の字を寄せ、苦虫を踏み潰したような面で、考えなければならないように思うであろうが、それは大違いだ。というのは難しく考えるから難しいんで、易しく考えれば何でもないんだよ。だから其つもりで...
栄光

誰でも太れる法

世間よく、生れ乍ら痩せてる人で、太りたい太りたいと思って、色々な事をしても仲々効果がないので、悲観している人が随分多いと思う。又斯ういう事もよくある。目鼻立ちの、非常に美しい女性であっても、痩せている為に、天性の美を発揮されていない人がある...
栄光

十方世界の意味

経文には、尽十方世界という言葉があるが之を知りたい人も、多からうからかいてみよう。之は、東西南北と、その間である東北、西南、西北、東南の八つを八方と言い、それに天地の二方を加えて、十方世界というのである。つまり地球を中心とした方角を言ったも...
栄光

阿呆文学(一) 新宗教は軽蔑されてる

新宗教は軽蔑されてるといって、口惜しがるには当らない。全くその通りなんだから仕方がないよ。先ず之から例によって、拙者の見た通り、聞いた通り、思った通りをブチまけてみよう。先ず手当り放題、片ッ端から取上げてみるが、偖て一番に現われましたのは、...
栄光

大千世界と三千世界

本教祝詞の中に、大千三千世界という文字があるが、之が仏教では三千大千世界というように、反対であるのはどういふ訳かと、不思議がる人がよくあるから、茲に解説してみよう。先づ、此両者の意味を、文字によって解いてみるが、大千世界の大の字は、宇宙全体...
栄光

今年の予想

新春に当って、恒例により今年一年の予想をかいてみるが、それに就て言いたい事は、昨年の新年号に一九五○年は大変な年で、尋常では済まされない。何か今迄にない大きな異変があるに違いないといった。それは世界の大転換期に当るからであるといった事は読者...
栄光

年頭の辞

愈々、西暦一九五一年となった今日、恒例の新年御目出度いと言いたいが、どうもその気にはなれない。というのは本年程いつもと異った年はないからである。御承知の如く、昨年朝鮮動乱を契機として、第三次世界大戦が持ち上りそうな気配が見えたので、共産国家...
栄光

一種の人権蹂躪

今、人権蹂躪擁護週間だから、かいてみるのであるが、一般に人権蹂躪と言えば、個人的のもののみのように思われるが、私の言わんとするのはそれとは違った団体権蹂躪である。例えば去る十二月二日、夜のラジオ放送の地方便りの中、静岡県からの放送に、次の如...
栄光

浄霊法変る

今回、御神示により、浄霊法が変る事になったから、今日以後其通りにされたいのである。之は霊界が最近非常に変って来た為で、それに基いた事は勿論である。今迄の浄霊法は、どちらかと言えば、霊と体との両方が加味されていた。というのは掌から霊を出す場合...
栄光

藁に就て

今度、多くの自然農法の報告を見るとどうも藁に頼りすぎる傾きがある。本当をいふと、別段藁をやらなくても、増収に変りはないのである。只寒冷地などで土が冷へる場合、温める為に藁を使ふのである。そして藁は出来るだけ細かく切る方がよい。長いと根伸びを...