今回、御神示により、浄霊法が変る事になったから、今日以後其通りにされたいのである。之は霊界が最近非常に変って来た為で、それに基いた事は勿論である。今迄の浄霊法は、どちらかと言えば、霊と体との両方が加味されていた。というのは掌から霊を出す場合、或程度力が加わったのである。力即ち体であるから、それだけ霊の力が減ずる訳になる。尤も今迄とてもそうではあった。一生懸命になる程効果が薄かったのもそういう訳である。
処が、今後はそれが著しくなり、絶対体的力を抜き、霊のみを放射するのである。之を詳しく言えば、神霊の光が私から霊線を通じて、みんなのお守に止どまり、お守から其霊光が掌を透して、病人の患部へ放射されるのであるから、之からは出来るだけ、力を入れないように、軽い楽な気持で霊を放射すべきである。此方法でやれば非常に治りがよく、今迄よりも五倍以上の治病効果を奏するのは、確かであるから、御神業は驚く程発展する事になろう。従ってその積りで迷わず臆せず、私のいう通りにすればいいのである。之というのも愈々時期切迫し、人類救済を促進され給う御神意に外ならないのである。
尚詳しくは、言葉でないと解り難いから、面会の時説明する事とする。
(栄光八十四号 昭和二十五年十二月二十七日)