岡田茂吉

二十一世紀

悪なき社会

これからかく処の社会の構成、政治、経済等に就て、前以て知らねばならない重要な事がある。それは何であるかといふと、廿世紀中期迄の世界は、善悪両方面を比較する時、悪の量が善よりも常に多かったのであったが、今日はそれが恰度逆になって、善が多く悪の...
二十一世紀

二十一世紀

私は今朝六時に眼がさめた。それは枕の中から微かな音楽が聞えるかと思ふと、段々大きくなって寝る事が出来ないので起きたのだ。「ナーンだ、枕の中に眼ざまし時計が仕込んであった」のだった。それから顔を洗ひ、和洋折衷の朝飯を食った。味噌汁のスープ、米...
二十一世紀

序文

私の常に唱える地上天国とは如何なる世界であらうかといふ事は、よく聞かれるのであるが、之に就て私は一九二六年神示によって知り得た一世紀後の世界の状態であるが、今迄幾度書かうと思ったが、どうも時期尚早のような気がして今日に至ったのである。処が最...
二十一世紀

二十一世紀

・序文・二十一世紀・悪なき社会・政治
地上天国誌

「地上天国誌」第51号~第54号

【お伺】弟春夫儀(二十九歳、二十三年十二月入信)入信当初は腰椎カリエスを固めた痕に浄化を戴き動けなくなりましたが、お蔭様にて楽にして戴き、仕事もできるようになりました。一昨年八月下旬に再浄化を戴き、リューマチスのように痛みましたが、除々に薄...
地上天国誌

「地上天国誌」第41号~第50号

【お伺】私は昭和二十六年六月入信、大光明如来様御屏風観音様、大黒様を奉斎させていただき、昭和二十三年十二月より現住所にて砕石採取業を開設、本県各土木事務所を需要先として納入致し、作業人員一日平均二十人位使役して生産搬出に努めて居りますが、昨...
地上天国誌

「地上天国誌」第31号~第40号

【お伺】釈尊の生れ変りは印度のネール首相と承りましたが、御魂の稚姫君命は現在日本に居られると思われますが、如何で御座居ましようか、御伺い申し上げます。【御垂示】稚姫君命は大本教祖、出口直子刀自であつて、刀自昇天と共に、霊界へ往かれ、現在非常...
地上天国誌

「地上天国誌」第21号~第30号

【お伺】独裁専制政治は優れた人の頭脳による政治が出来るという長所がありますが、一面独善横暴という弊害を伴うを免れず、又多数決による民主政治は衆愚政治に陥る傾向をどうする事も出来ません。そして此独裁政治と、民主政治の矛盾相剋の悩みや弊害は、国...
地上天国誌

「地上天国誌」第11号~第20号

【問】我と執着をとるための最も手近な具体的方法について。【答】それをとらうと強く思つてゐれば自然にとれる。自らとるべきである。人間は我と執着によつて不幸をつくる。あらゆる事は神がなされてゐる事を意識すべきで、自分の力を頼らず神に縋るべきであ...
地上天国誌

「地上天国誌」創刊号~第10号

此欄の記事は、多数の信徒から寄せられたる難問、疑問に対し、大先生に於かれては快刀乱麻を断つ如く懇切丁寧に応答せられたる中から毎号掲載し、信徒諸氏の身魂の糧として熟読されん事を望むのである。………………………………………………………………【問...