御神書

栄光

世界的丁髷時代

現代人が近代文化の恩恵を蒙っており、凡ゆる点に於て、生活上どの位安心と利便を得ているか分らない程である。とはいうものの殆んど想像もつかない処に、大きな不安の原因が伏在している事に気が付かないのであるから、困ったものである。万人が若し此真相が...
栄光

神人合一

よく昔から神人合一という言葉があるが、実際からいってそういう人は、今迄に一人もなかったと私は思っている。成程釈迦、キリスト、マホメットの三大聖者にしても、神人合一の如く見ゆるが、実は神意の伝達者であって、判り易く言えば神の取次者であったので...
栄光

科学と芸術

今日の時世は、何でも彼んでも科学で解決出来るように思っているが、茲にどうしても科学で解決出来ない重要なものも幾つかある。而もそれに案外気が付かないらしい。それは何かというと彼の芸術である。絵画をはじめ幾多の美術工芸品から、文学、音楽、映画、...
栄光

神霊と科学との力

神霊の力と科学の力とは、どの位の異いがあるかという事の立証は、左の御蔭話を読めば何人にも分るであろう。何しろ本教は現在の如き地獄世界を、天国世界に転換させるという大目的であるから、如何に素晴しい力を有っているかは、左の一小事だけでも想像がつ...
栄光

原爆恐るるに足らず

現在の世界で最も怖るべきものとされているものは、何といっても彼の原子爆弾であろう事は今更言う迄もないが、それといふのは其驚くべき破壊力に対して、防止する方法が全然ないからである。併し止まる処を知らない科学の進歩は、何れは防止手段の発明も考え...
栄光

医学断片集(七) 信用のある医師

よくラジオ、新聞、雑誌等に病気の質問に対する応答中に、信用のある医師に診て貰えという言葉があるが、之は変な話ではないかと思う。若しそれが本当とすれば信用の出来ない医師もあるという事になろう。すると法律上正規の許可を得て医師となった以上、不信...
栄光

医学断片集(六)

此間ラジオの米国通信に、四十三度の高熱の五十歳の男の患者の病気が治ったのは、世界にも珍らしいとの事であるが、私は以前四十歳位の男で、ヤハリ四十三度以上の高熱の為、体温器が度々割れるので、病院でも困ったという患者を、完全に治した事があるが、之...
栄光

肥毒に就て

之は自然栽培に切換えて、一、二年から三年位の間は葉が黄色く、細々とした茎などの為近隣の人々から嘲笑され、注意されたりするので、遂迷い心が出たり、恥かしい思いをしたりして、苦労する人がよくあるが、それでも収穫の段になると予想外の好結果でホッと...
栄光

力に就て世の中の人は深い事を知らないから茲にかいてみるが、之を科学的定義でいうならば、目に見える形ある力程弱く、見えない力程強いという原理である。即ち前者は何馬力とか、何瓩とかいうように限度があるが、後者に至っては無限である。つまり人間の想...
栄光

御蔭話を読んで

本紙に毎号満載している御蔭話を読んだ人はよく分るであろうが、危難に遭遇して危うき一命を救われたり、暗い家庭が明るくなったり、収入が増え、物事が順調にゆくようになったとか、凡ゆる面に神様の御守護を戴き、一歩々々天国的家庭になってゆくという事は...