栄光

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結核新薬は悉く無力なり

今日種々な結核新薬が出来、進歩として医学は誇っているが、それは大変な誤りである事は、左の患者の告白によるも明らかである。勿論薬なるものは悉く一時的効果で、根治は出来ないのである。それが為患者個人は多額の治療費を費すと共に、国家は薬剤製造に巨...
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時局雑感

私はいつも宗教的の事ばかりかいているから、偶には方面を変えてみようと思い、これをかいたのである。即ち宗教家から見た時局観であって、最初先ず世界の情勢から取上げてみよう。知らるる如く昨年の今頃は、北鮮方面は休戦段階に入ってはいたが、まだまだ血...
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医学と薬剤の批判

現代医学とそうして夥しい次から次へと出る薬剤に対しての体験上からの実例を挙げている左の一文は、大いに参考になると思うからここに載せたのである。或る日の便り(本文省略)(栄光二百四十七号 昭和二十九年二月十日)
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幸運の秘訣

この事に就いて私は以前もかいた事があるが、今日の世の中を見れば見る程不幸な人が余りに多いので、一層徹底的にかいてみるのである。言うまでもなく昔から人間の運不運程厄介な問題はあるまい。誰しも人心がついてから死ぬまでの間、この考えから離れられな...
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無題

去る十月二十日NHKの昼間放送「ひるのいこい」の中に、左の如き話があったが、面白いと思い茲に載せたのである。その中で反対の結果に対し、農家の人達は、これはどうも解せぬといって、枯れた稲穂を前に、首をかしげて考え込んだというのであるが、これこ...
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本農法の技術面その他

本農法の原理は大体分ったであろうがこれを実行するに当って知っておくべき主なる点を書いてみるが、別項多数の報告にもある通り、最初は例外なく苗が細く色は黄色く、実に貧弱なので悲観すると共に、近隣の人々や家族達から軽侮、嘲笑を浴びせられ、忠告まで...
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日本農法の大革命 無肥料で初年度から一割乃至五割増産

『日本は救われた』と私は叫びたいのである。その訳は現在我国に於ける最も重大問題としての、米作多収穫の一大福音が生まれたからである。衆知の如く、終戦後我国土は四分の三に狭められたばかりか、人口増加の趨勢は産制など尻目にかけて、相変らず一カ年百...
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再び活字の浄霊に就いて

この事は以前一度かいた事があるが、左の婦人の例は余りに顕著であるので、特にこの欄に掲げたのである。そうして今一つは、余りに多量な薬毒の為、女性が男性化したという珍しい例であって、これでみても医薬の如何に恐るべきかが分ると共に、これを治そうと...
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新宗教と世界の年齢

今日世間は漫然と、新しく出来た宗教だから新宗教といっているようだが、勿論これは当り前な話で何等言う処はないが、併し考えてみねばならない事はその内容である。成程形は新しいとしても、内容が伴なわない限り、真の意味に於ける新宗教とはいえない筈であ...
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宗教と学問

これは一寸気が附かない事だが、よく新聞の学芸欄などで、学者が宗教を論じている記事を散見するが、考えてみれば可笑しな話である。いうまでもなく学問は形而下的のものであって、宗教は形而上的のものであるから、つまり主客転倒である。処がこの逆である理...