この事は以前一度かいた事があるが、左の婦人の例は余りに顕著であるので、特にこの欄に掲げたのである。そうして今一つは、余りに多量な薬毒の為、女性が男性化したという珍しい例であって、これでみても医薬の如何に恐るべきかが分ると共に、これを治そうとして凡ゆる療法を受ければ受ける程逆効果となり、悪化する一方なので困り抜いていた処、幸い浄霊を知って漸次快復し、愁眉を開いたので、これも参考になると思うから共に載せたのである。
薬毒から男性化した婦人病治癒
活字の御浄霊を身を以て体験す
石川県 E・T
謹んで御報告させて頂きます。
私こと昨年一〇月でまる二カ年半月経が止った儘でございました。その間婦人科を、当地は勿論の事遠く県外の信用のある大病院へも行き、良いと言われる医薬洗滌、卵胞ホルモン七〇本、ビゼックス六〇本、又触手療法、軟いお腹の上に一〇個処ずつ三回の御灸も六、七十回続ける等々致しましたが、体は、日一日と悪化して参り、炊事洗濯にも下腹部が硬く張り長時間堪えられなくなり、その内眩暈立くらみがして道を歩いていてもフラフラと倒れそうになったりしますので、今春より諦めてはいましたものの、又医者に通い、一本宛皮下と静脈注射をうって七〇日も通いましたが何の効果もなく、その内四月に医師より牛の脳下垂体をと言われましたが当地では三条件が揃わぬ為それに代る高価な結晶ホルモンを大腿部を切開して植込み、これで大安心最も勝れた新療法と喜んで、四カ月の間に溶けて効き目があるとの医者の言葉に夏を待ちました。この間にも体の方は次第に悪化し、一昨年二月よりは男の人のニキビ様の物が胸に出て、体が温まると痒くて仕方がありません。これが段々増えて夏頃は顔にまで出るようになり、頭髪は七、八月にすっかり抜けて櫛の歯の入れ様もない地肌の透けて見える様に、それでいて手足、胸、背中等は反対に毛深く黒く長く伸びます。顔は女らしい優しさが失せて荒くれ男の髭と全く同じ黒くこわい髭が生え、二、三日も剃らなかったら大変です。血色は無くどす黒く、血管は太く膨れ上り、便通も無いので通気剤も多量にのみましたが昼の外出は人に見られるのが苦痛でたまりませんからつとめて避け、嫁ゆえに仕方無い用事丈はせんなく、本当に恥ずかしい思いをして参りました。私は春の植込ホルモンの効果を専心待ちましたのに、今は全くの絶望から厭世になり、自分で自分の鏡に映る姿に愛想がつき、毎晩外出する夫を責める価値が何処にありましょうか。毎日毎日頃信仰していたお地蔵様に今はもうすべてを諦めました。どうぞ死に場所と死の方法を教えて下さいませ。なるべく他人に迷惑のかからぬ様に、猫イラズか首吊か溺死かとお祈りしていました。
一〇月初め隣の方がリウマチで足の自由が利かず寝たきりなのを見舞いましたが、三日後その方が歩いて私の家へ来られました。ビックリして伺いましたらこういう所へ通って良くなったと言われるので、婦人科も治して頂けるか、是非連れて行って下さいとお願いして、一〇月七日よりM町の救世教支部へ通わせて頂きT支部長先生から御浄霊を戴きました。激しい下痢の御浄化を頂き、便所から出ようとしますと又行きたくなり一回目は二五分も居り、朝までに六回も通いましたが翌日は少しも体が辛くなく気分爽快で、今までの下痢と雲泥の差があるのに驚きました。
四日目、明主様の御写真を伏仰ぎビックリいたしました。昨日まで軽く御目を御閉じになっての御姿とばかり拝していましたのに、今日は大きく笑っておられます。アラッ不思議と拝し直しましたがやっぱり大きく笑っておられます。次の日も又御表情が違って拝まれます。この日から、この神様は生きておいでになる、御写真にも立派な御霊が宿っておられる、私は絶対治して戴けるという確信を持ちました。それまで支部長先生や奥様からこの御道は絶対ですと言われましたが世の中に絶対なんてあるものかと思い込んでいた私だけに、絶対の存在を認めさせて頂き本当に嬉しゅうございます。その後日を追うて体に変化を頂き全身に御浄化を感じ、又支部長先生は御熱心に御道のお話を聞かせて下され、御親切に色々と御神書を御貸し頂きました。先生や奥様から御浄霊戴いておりますと、頭の薬毒が溶け漸次頸、肩、横腹等を経て下腹部へ下って行くのがはっきりと感じさせて頂きます。又「信仰雑話」「神示の健康法」「霊界叢談」等御神書を拝読させて頂いておりますと先生より御浄霊を戴いておる時と同じ状態を体に感じ、普通の新聞雑誌又は御蔭話を読みましても何とも感じません。初めの間は分らなかったのですが後で先生にその事をお話し申し上げましたら、『栄光』一八四号「爆弾を抱いている現代人」と共に「活字の浄霊」という御論文で明主様は「私のかいた文章を読む事によって、目から浄霊を受けるのである。それはかく人の霊が活字を通じて読む人の霊に通ずるので、私がかく文章は神意その儘であるから、その霊は浄るのである」との御教えをいただいています。
(栄光二百四十四号 昭和二十九年一月二十日)