御論文体系化計画

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日本脳炎

次に近来流行の日本脳炎であるが、之は五才以上十才位迄の子供に多い病気で、医学では蚊の媒介が原因としてゐるが、之は間違ひであって、本当は夏日炎天下に帽子も被らないで遊ぶ場合、脳は強烈な日光の直射を受けるから、その刺戟によって首、肩、背部一面に...
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驚く可き誤診と誤療

私は今日迄、幾多の患者を取扱ひつつあるに就て、実に驚くべき事を発見するのである。それは、患者の言に徴して、医師の誤診の余りにも多い事である。而も、何人と雖も絶対信頼を払ってる各医大に於る斯界の権威者達の誤診が尠くない事である。因って之から逐...
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宗教の治病統計を作れ

宗教が、特に新興宗教が病気治しを本位として、信者を獲得してゐる事は誰も知る通りであるが、之へ対し既成宗教側や、其他の方面で、それがインチキであるといふのである。然し乍ら、事実、病気が治り、それが医学よりも優れてゐるとすれば、インチキ所ではな...
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宗教的治病に於る誤謬

世間往々、信仰によって病気治しをする場合、非常に誤られ易い重大事がある。そうしてそれを誰もが気が付かないで、今日に至ってゐる事である。それは何であるかといふと、信仰で治さうと思ひつつ、実は自己の力に頼りつつある其事である。勿論、信仰で治さう...
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芥子泥湿布

之は、急場の場合、多少の効果はあるものであるから、我療法を知らない人に は、応用しても可いのである。(新日本医術書 昭和十一年四月十三日)
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湿布

之は反って害があるのである。前述の如く、治療上温めるのはよく、冷すのは悪 いのであるから、縦令、熱湯湿布をするとも、暖い時間より冷たい時間が多いから 不可である。且つ、薬剤を使用するに於ては、反って害があるのである。何となれ ば、薬剤が皮膚...
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吸入

之は、治療上効果もなく、さりとて害も無いのであるが、手数を要するだけ無駄 であるから、先づ応用しない方が可いであらふ。特に小児に於てそうである。
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罨法

凡ゆる病気に対し、温めるといふ事は、多少の効果は必ずあるもので、従而、害 はないのである。腫物、歯痛等に応用すれば治癒を早める事は確かである。それ は、膿溜を解溶すべき、発熱に加えての人工熱であるから、自然治癒を援助する訳 である。
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氷冷法

氷冷法は最も不可である。高熱と雖も氷冷しないに限る。何となれば、患部を氷 冷する時は、自然治癒作用は、停止されて了ふからである。一例を挙ぐれば、中耳 炎の場合、中耳炎は膿汁が排泄されよふとして、中耳内に侵出し、それより外部に 出でんとする。...
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物理療法の誤謬

物理療法は近来種類も増加し、医家は治療補助として、大いに推奨してゐるのであるが、此効果に就て、私の観る所を述べてみよふ。物理療法中、近来最も流行する光線療法から解剖してみるに、先づ、ラヂュウムを第一とし、レントゲン、紫外線、太陽燈等であるが...