御論文体系化計画

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痛みと熱

身体の一部に病気が起るとする。之は汚毒を排除しよふとする為の症状で、それを溶解する為の熱である事は、充分お解りになったと思ひます。然らば、其熱は一体どこから出るのかといふと-、儻し身体自身から熱が出るとすれば、平常身体のどこかに其熱の貯蔵所...
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生と死

抑々、死とは何ぞやと言へば、肉体が病気等の為或程度毀損(キソン)され、又は大出血(全体量の三分の一-約七合)以上の結果、肉体が用をなさなくなるので、霊は肉体に留まる事が出来ず離脱するので、之を指して死といふのであります。一概に病死といっても...
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病気の原因と解釈

本療法は実に霊医術であり、特に「心臓医学」とも謂ふべきもので、心臓が根本になるんであります。そして前にも、お話致した通り、病気が発生するといふのは霊的原因としては、自己の邪念や不純行為により、魂に曇を生ずるからであります。茲で、病原に対して...
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森羅万象 火、水、土

本療法は「浄霊」といふ事になっていますが、別な言葉でいへば「霊医術」又は「日本式治療法」又は「浄血療法」とも言へるのであります。何故そういふ医術が生れたかといふ事からお話致します。其前先づ、今日の重なる医術療法を一瞥してみませう。医術として...
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魂、心、精霊

元来、人間なるものは「神性と獣性」両方面を具備してゐるもので、向上すれば、「神」となり、堕落すれば「獣」となるのであります。そして、神に祀られる人は、行い正しく生ながら神性になった人であります。例へば、人間の善悪の行為であります。酒を飲みた...
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生命の真相

魂が「生命の根源」であるのは誰も知る処であります。抑々「生命」なるものは何ぞやといへば「神が人間に命令を下される」それを、「生命」といふのであります。生といふ字は「主」といふ字の右の肩に「ノ」を書くので「主神」の御事であります。生命=主+ノ...
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治療士の心構え

此療病術たるや、凡ゆる病者に対して其「病原の適確なる発見」と、その「治病能力の卓越せる事」は、真に驚歎に価するのであります。しかしながら、本療病術は、現代医学の所説と相反する点多々あるのでありますから、之を今日一般に対し主張する事は困難であ...
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岡田先生療病術講義録

岡田先生療病術講義録 上巻 (一) 序言 本講義は、岡田先生が、拾数年間-数千人に及ぶ-凡ゆる病者に接せられし、其治療上の実験と研究とを基礎として、終に「空前の霊療術」なるものを創成さるゝに到った-それの成果であります。此療病術たるや、凡ゆ...
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新日本医術書

序論 抑々、医術とは何ぞやと言へば、人間のあらゆる疾患を治癒し、完全なる健康体たらしむるのが、真目的である事は、今更言を俟たない処である。故に、真の医術が完成さるるに従ひ、人間の罹病率は年と共に減るべきであり、又、病気の種類も漸減し、其当然...
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特別講習会御講話

特別講習会御講話 (昭和十五年四月二日) 此治療の原理を理解するには、森羅万象の活動とか生成化育-そういふ事から出発してゆかなくてはならぬ。その根本は霊や霊界の事を認識しなくては分らぬ。たゞ目に見えぬので始末がわるいが、説けばそうなくてはな...