腸癌及び肉腫

腸癌ですが、之は直腸に出来易く、直腸から大腸等へ移行して相当大きなものになる場合があります。絶対治り難いとしてありますが、本療法で非常に治り易いのであります。軽症で一ケ月-重症で三ケ月位であります。此病気は真症は不治であるが、擬似的のものも多いので、之は治る事が多いのである。

また癌とは別に、悪性の腫物が腸内に出来るのがあります。癌とよく似て、医学では肉腫といっております。之も非常に治り難く、殆んど不治とされてありますが、本療法によればやはり腸癌と同じく順調に治るのであります。

医学の方では、腸癌を手術する場合は、肛門から孔を穿けて、そうして閉塞させ、人工肛門を横腹等へ附けるのですが、其処から始終糞が出て、実に悲惨極まるもので、とても臭くて側へも寄れぬのであります。

〔浄霊箇所〕
腹部、痛みのあるところ、発熱部

腸疾患(岡田先生療病術講義録 昭和十一年七月)
腸癌及び肉腫(医学試稿昭和十四年)