医学革命の書

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結核感染の誤謬

左の御蔭話は、一家族の中五人までが次々結核で斃れたといふ例であるが、斯ういふ事は世間いくらもあるやうで、全く悲惨の極みである。此事によって結核感染説が生まれたのであろうが、之は全然誤りである。ではその真相は何かといふと斯うである。茲に一人の...
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迷信と正信

此患者の経過を初めから終りまで読んでみる時、医学は迷信であり、浄霊は正信である事がアリアリ分るのである。何しろ幾人もの医師にかかり、凡ゆる最新の療法を受けたが、その都度どの医師の言も曖昧極まるもので、その場逃れとしか思へない。之を公平にみて...
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幸福の道

凡そ昔から人間として、幸福を希はぬ者は一人もあるまい。処が事実は幸福を掴もう掴もうと、何程追いかけても逃げて了ふのが殆んどであるから、諦めて了ふ事になる。それ程難しい幸福なるものをいとも簡単に掴めるとしたら、斯んな結構な事はないが、そんな馬...
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医学の罪悪

医学の罪悪などといふ事はかきたくないが、此御蔭話を読む時、結果からみてそう言はざるを得ない。事程それ程現在医学の誤謬は、人間を不幸に陥らせてゐるのである。此患者の最初からの経過を検討してみると、最初は睾丸炎一つの病気であったものが、膀胱結核...
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之も奇蹟

此人の病気である腹の塊りが、いとも簡単に溶けて排泄され、非常な苦しみが一晩でケロリと治ったと共に、その後の経過も良好なので、大変な喜び方である。此例にみても、病気は余計な事さへしなければ簡単に治るのであるから、吾々の方では、病気は必ず治るも...
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首振り病の奇蹟

世間には首振り癖のある人を時々見かけるが、余り見っともいいものではなく、本人としてもさぞ辛いであらう。此人は二十余年間、此病気で苦しんで治らず、碌々仕事も出来ない有様であったのが、浄霊一年にして普通人と変らない迄に全快したので、その喜びはさ...
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信じなくても治る

此人為医学の虜となって、信仰療法など頭から馬鹿にしてゐる人も少くないであろう。にも拘はらず、結核が見事治ったので、其奇蹟に愕然としたのである。従って、之を読めば読む程、精神的分子など薬にしたくもないので、之が治ったという事は、浄霊の治病力の...
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医療被害者の一例

此患者の経過を読めば読む程、医療が病気を作り、悪化させる事がよく分る。というのは、最初は一つの病気であったものが、二つとなり三つとなり、増える計りである。然も、それに伴ふ苦痛も段々増してゆき、遂には二進も三進もゆかなくなった。その状態が余り...
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文化と非文化

凡そ世の中に、子供の病気程親の心配はあるまい。よく親は自分が患った方がましだと嘆くが、無理でない。然も注射の際など、子供の暴れるのを抑へつける時の親の気持はどんなであろう。それでも治るならいいが、仲々治らないとしたら、医師としても随分辛かろ...
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体験者の興味ある話

此婦人は、医薬と新宗教との療法を遺憾なく体験した、其経路を詳しく書いてあるから、非常に参考になると思う。然し、成可他の宗教には触れたくないが、止むを得ないから書くのである。そうして、之によっても分る如く、現在の医学も宗教も、殆ど治病の力はな...