世間には首振り癖のある人を時々見かけるが、余り見っともいいものではなく、本人としてもさぞ辛いであらう。此人は二十余年間、此病気で苦しんで治らず、碌々仕事も出来ない有様であったのが、浄霊一年にして普通人と変らない迄に全快したので、その喜びはさこそと思う。何しろ長い年間随分色々な治療法を受けたが、効果あるものが一つもないにみても、現在の如何なる療法も無力である事実がよく分る。 それに反し、我浄霊法の偉力は言語に絶してゐるといっていい。此例の如き難病でさへ、確実に治るのであるから、神秘極まるものである。言う迄もなく、真の医術とは、人体の如何なる場所でも、如何なる苦痛でも治せるのが本当である。それを治るとか治らないとかいうのは、真の医術でない証拠である。
左右の首振りに仕事も出来なかった私全治
(本文省略)
(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)