文化と非文化

 凡そ世の中に、子供の病気程親の心配はあるまい。よく親は自分が患った方がましだと嘆くが、無理でない。然も注射の際など、子供の暴れるのを抑へつける時の親の気持はどんなであろう。それでも治るならいいが、仲々治らないとしたら、医師としても随分辛かろう。


 それに引換へ、我浄霊は身体に触れないでどんどん治るのだから、子供も非常に喜ぶので、之こそ天国的療法であり、野蛮と文明との相違と言へやう。


愛児の喘息救はれて

(本文省略)

(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)