此婦人は、医薬と新宗教との療法を遺憾なく体験した、其経路を詳しく書いてあるから、非常に参考になると思う。然し、成可他の宗教には触れたくないが、止むを得ないから書くのである。そうして、之によっても分る如く、現在の医学も宗教も、殆ど治病の力はない事実である。故に、何としても我救世教を普ねく知らせなければならない事を痛感する。でなければ人々は何時まで病苦に悩まされるか、見当がつかないからである。
此人の例でも分る如く、今日立派な宗教を熱心に信仰し乍ら治らない結果、病気はヤハリ医者という事になるので、之も全く本教の如き、医学以上の治病力がないからであって、それを知らない言論機関などは、インチキ邪教に惑わされるななどと、警告を与へるのであるから滑稽である。
まことの御教へ絶対力に御救い戴いて
(本文省略)
(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)